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2018/1/21
社会(食の六教科教室)
平成の黒船グルメ上陸

サラベス、マグノリアベーカリー、BLTステーキ、
シェイク・シャック…これらはいったい何でしょう?
食通の方ならきっとご存知ですね。
そう、これは「黒船グルメ」と呼ばれるお店の一例です。

黒船グルメとは、近年海外から上陸してきた
新しいスイーツやグルメのこと。

私の記憶が正しければ、
2010年パンケーキブームの火付け役である
「Eggs’n Things」が原宿に、
2012年NYの朝食の女王「サラベス」が
エッグベネディクト(上記写真)をひっさげ
新宿ルミネにオープンした頃から
ザワつき始めたように思います。

本当はもっと早く
ブームが来るはずだったのかもしれませんが、
2011年は東日本大震災があり自粛ムードで
グルメどころではありませんでした。

それが、2012年5月に
東京スカイツリーがオープンのあたりから
「経済を活性化することが復興へつながる」と
イベントやレジャーが復活。

2013年には堰を切ったように、
「ギャレット・ポップコーン」、
チョコレートチャンクピザの「マックスブレナー」、
タピオカミルクティーの元祖「春水堂」などが
続々と初上陸。この頃から
「黒船スイーツ」という言葉が頻繁に使われ、
行列もひとつのイベント化していきました。

「海外から来たグルメなんてこれまでもあったのに
何を今さら」と思われるかもしれません。確かに、
以前も海外から上陸のグルメブームはありました。

バブルの頃の、ティラミス、ナタデココ、
トムヤムクン、イタめしなどがそうですね。
でも今の黒船グルメは、
これまでとちょっと違うように感じます。

それは、「サラベスのエッグベネディクト」、
「マグノリアベーカリーのカップケーキ」、
「ウフルギャング・ステーキハウスの熟成肉」
「チョコレートチャンクピザのマックスブレナー」と
「○○の△△」とお店と人気商品が
セットで記憶されているところです。

店名を知らなくても「△△の有名な店」と言えば
通じるのではないでしょうか。
言い換えれば、どこも専門店化していると言えます。

これだけおいしいものが溢れている時代、
あれもこれも取り揃えるより、
ピンポイントで強烈な目玉商品があるところを
メディアが取り上げ、消費者にも
記憶されやすくなっていると言えます。

2016年になると、
東急プラザ銀座にギリシャ料理専門店「アポロ」、
新宿NEWoManにシンガポール発の
アートスイーツ「ジャニス・ウォン」や
LA発の「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」などが
新商業施設オープンの目玉として初上陸。
また、フランスの高級冷凍食品スーパー「ピカール」が
青山へ出店などさらにマニアックになっている印象に。

これ以降は、黒船グルメが地方へ広がると同時に、
2020年オリンピックを視野に
今度は和食に趣を置いたグルメに
注目が集まっている印象を受けます。

いつの時代も、新しい食べ物が
世の中を楽しませてきました。
2018年はどんなグルメが登場するのでしょう。
アンテナを立てて注目したいと思います。

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なんちゃってエッグベネディクト


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