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2019/1/7
国語(食の六教科教室)
春の七草は、五七五七七で覚える

1月7日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)の節句の日。
お正月最後の日とされ、
七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。

毎年この時期になると、
スーパーの生鮮売場でも七草パックが売られていたりしますよね。
でも七草と言われても、パッと名前が浮かばないもの。
そこで、昔からこんな覚え方がありました。

せり、なずな
ごぎょう、はこべら
ほとけのざ
すずな、すずしろ
春の七草

五七五七七になっていて、頭に残ります。
私がこの覚え方を知ったのは、向田邦子さん原作のドラマ。
昭和初期の東京で、七草粥を作ろうとする若い姉妹が
このフレーズを言い合って笑う、というシーでした。
五七五のリズムが心地よくて、つい覚えてしまいました。

「飛び出すな 車は急に 止まれない」などの標語といい
「水平リーベ 僕の船」という元素記号の覚え方といい、
日本人には、どうも五七五のリズムがなじむようです。

七草粥は、年の初めに雪の間から顔を出した新芽の
力強い生命力をいただく「若菜摘み」から来ているという説があります。
言わば日本古来からある栄養満点のスプラウト。
春の七草の名前を口ずさみながら
年末年始のごちそうで疲れた胃腸を
七草粥でやさしくいたわってはいかがですか。


MIKI