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あなたの味わいがもっと深まる!

世界の味を変える!?UMAMI

おいしい、おいしくないの捉え方は人それぞれ。
その日の体調や環境によっても変わります。
そもそも味って何なのでしょう?

かつて味の基本は、
ドイツの心理学者ヘニングが提唱した
甘味、塩味、酸味、苦味の
4つが基本とされていました。

もっと以前には辛味、渋味、刺激味、無味、
脂身味、アルカリ味、金属味、電気の味(!)
などがあったらしいのですが、
温覚や触覚などが除かれ
基本の味覚として整理されたようです。

そこに1908年、
日本で旨味成分であるグルタミン酸が発見され、
従来の四味では説明できなかったため、
日本では旨味が加えられて
「五味」が基本とされました。

旨味が世界に認知されるようになったのは
最近のこと。それまで海外にも
旨味を活かした調理はありましたが、
複合的な要素で生まれる味とされ、
旨味という概念がなかったのです。

1985年に開催された
第1回うま味国際シンポジウムを機に
「UMAMI」という表記が誕生したそうで、
今では世界共通語になりつつあります。

イギリス人の友人が
「日本のマヨネーズは世界一おいしい!」と言って
来る度に買い込んで行きます。
おそらく海外のものより旨味成分が強く、
日本好きで何度も来日しているうちに、
旨味のおいしさに目覚めたのでしょう。

さらに彼女は、「日本のフレンチや
イタリアンといった洋食がおいしい!」と大好物。
ロンドンにもおいしいお店はあっても高価らしく、
5000~6000円のランチで
これだけおいしい食事はないと断言します。

良い素材を使う、仕入れに工夫をするなど
さまざまな企業努力はあるでしょうが、
これも旨味の使い方が
活かされているのではないでしょうか。

海外でも日本の出汁を使いUMAMIを活かした
料理を提供するシェフが増えているようです。
このUMAMIが活用されるようになれば、もっと
世界のおいしさの幅が広がるかもしれませんね。