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あなたの味わいがもっと深まる!

1人分が計れるペットボトルのパスタ入れ

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パスタを作る時、1人分の乾麺パスタの量って分かりにくくないですか?
「これぐらいかな?」と検討をつけて取っても、
お鍋に入れると少なく感じて、
追加したらやっぱり多かった~なんてことがよくあります。

乾麺だと少なく見えるのに茹で上がると多くなるのは、
水分を吸って2.5倍に増えるから。
それじゃあ余計に量が分からない!と思う方、良い方法があります。

2リットルサイズのペットボトルを
乾麺パスタの保存容器にしてみてください。
高さが30cmとロングパスタがすっぽり入る長さ。
キャップをしっかり締めれば湿気もシャットアウト。

おまけにもうひとつ優れているのが、ボトルの口径。
ロングパスタの場合、1人分の量は80~100gぐらいで、
本数にすると100本前後。
2リットルサイズのペットボトルの口径は38mmで、
ちょうど1人前の量が1回で出てきます。

このボトルで一振りすれば、
「あ、多過ぎた!」なんてこともなくなりますよ。

ずっと美人でいられる?竹の皮のおまじない

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陽気に誘われ、ピクニックやドライブに出かける機会も増える季節。
外で食べるお弁当のおいしさはひとしおです。

今はお弁当グッズもいろいろありますが、
昔はおむすびなどのお弁当を竹の皮で包んでいました。
竹の皮と言いますが、正確には、タケノコを包んでいる鱗片状の皮です。
この竹の皮には殺菌作用があり、中身が傷まないようにという配慮から。

竹の皮には殺菌作用のあるフラボノイド、抗菌作用があり
蝋の成分でもある高級脂肪酸、
脱臭性・抗菌性のあるクロロフィルが含まれていて、
おまけに通気性に富んでいるため湿気もこもりません。
生ゴミとして土に埋めても腐敗せず長い間残っているそうです。

そのため、昔は「竹の皮を肌身離さず持っていると、老化しない」
というおまじないが女性の間で信じられていたそうです。
いつの時代も若く美しくありたいと願う女ゴコロは変わりませんね。

竹の清々しい香りは、杉やヒノキなどと同じ森林浴の香りと言われる
フィトンチッドで、癒し効果があると言われています。

たまにはラップやアルミホイルの変わりに
竹の皮でおむすびを包んでみてはいかがでしょう。
見た目の情緒や竹の香りも相まって一層おいしく感じられるし、
美人のおまじないにもなり一石二鳥です。

新生活に!意外と悪くない朝食

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バランスの良い食事が大事なのは誰でも分かっていること。
特にスポーツをする人にとっては、質はもちろん
ある程度のエネルギー量も必要です。
でも一人暮らしの学生さんなど、料理が苦手、
お金もそんなにかけられない、何より朝は時間がなくて
手の込んだ朝食なんて作ってられない!と、
つい簡単に済ましてしまいがち。

大学生がよく食べている朝食は、
洋食ならトースト1枚とコーヒー、
和食ならご飯一膳と納豆1パックという調査例もあります。
そんな人に朗報です。

洋食なら、トースト3枚(6枚切り)、コーヒー、ゆで卵、牛乳、
柑橘系ジュース、バナナ。
和食なら、ご飯一膳半、納豆、生卵、牛乳、柑橘系ジュースで、
1日3,500kcalが必要な平均的成人男子スポーツ選手の
朝食として充分なのだとか。

野菜も魚もないのに大丈夫?
トースト3枚って炭水化物の摂り過ぎじゃないの?
と思ってしまいますが、パンやご飯は炭水化物ばかりではなく、
他の栄養成分も豊富。

このメニューでタンパク質、脂質、炭水化物、カルシウム、
鉄、ビタミンA・B1・B2・C、食物繊維などがバランスよく摂れ、
和朝食の王道であるご飯、味噌汁、焼き魚、目玉焼き、小鉢、
サラダ、果物、牛乳と栄養面ではほぼ同等なのだそうです。
(参考/「ジムに通う人の栄養学」岡村浩嗣 著)

洋食の方は、ホテルでよく出るコンチネンタルスタイルですね。
ということは、ヨーロッパの人たちは効率よく
バランスの良い朝食を食べていたということ。
卵を目玉焼やスクランブルエッグにすれば変化もつけられ、
料理が苦手な人でも続けられそうです。

進学や就職で新生活をスタートしたけれど、
朝食をおざなりにしている人もいるのでは?
アスリートはもちろん、スポーツしない人も
パンやご飯の量を調整して参考にしてみてはいかがでしょう。

はまぐりは良縁の願い

fotoco,食育の六教科(社会),ひな祭り,はまぐり

ひな祭りの定番メニューと言えば、菱餅、ひなあられ、白酒…
というのは昔の話。今はちらし寿司や手まり寿司、菱餅のピンク、白、
緑の3色を使ったケーキやゼリーなどバラエティーに富んでいます。

とは言え、昔も今も変わらず食卓を彩ってくれるもの、
それは、はまぐりのお吸い物ではないでしょうか。
いつもはあまり見かけないのに、この時期になると急に
はまぐりが店頭に並び、高級感を醸し出したりします。
でも、なぜひな祭りに、はまぐりのお吸い物をいただくのでしょう?

それは、はまぐりは夫婦円満のシンボルだから。
はまぐりは、一度貝殻を外すと他の貝殻とは合わず、
自分の貝殻同士でないとぴったり合いません。
つまり一対の貝殻しか合うものがないため、
生涯添い遂げるたった1人と出会えるようにという、
娘の幸せを願う親心が込められたものだったのです。

かつてお姫様のお嫁入り道具として、
はまぐりで作った貝合わせを持たせたのも、
そんな意味があったんですね。

春の季語でもあるはまぐり。
一般的に旬は2~3月とされていますが、
本当のはまぐりの旬はもっと後だという説が。

もともと3月3日のひな祭りは旧暦の行事。
旧暦は新暦の1カ月~ 1カ月半先で、
旧暦の3 月3日は、2018年だと4月18日なのです。

はまぐりは産卵直前が一番身が太っておいしいとされ、
産地によって旬の時期も違ってきます。
「その手は桑名の焼きはまぐり」で有名な桑名は5月~8月、
茨城の鹿島灘はまぐりは6~7月、
千葉の九十九里は1~3月なのだとか。

もっとも、今は海外からの輸入品も多く一概にはなんとも言えませんが、
昔の人は本当においしい時期においしい旬を食べていたのでしょうね。

はまぐりの貝殻は強く、なかなか割れにくいという特徴があります。
強い子に育ってほしいという願いを込めて、
4月の入学・進学の時期にもはまぐりをいただき、
3月と食べ比べてみてはいかがでしょう。

これでバッチリ!煮物の方程式

まったく料理をしていなかったある女優さん。
料理をしようとして、レシピに書いてある「耳かき1杯」のために
耳かきを買いに行くような人だったと自分を語っていました
(実際は、買いには行かなかったけど探したそうです)。

料理に慣れていない人にとって、どれぐらいの分量か?は
検討がつかない高いハードル。
特に初心者にとって煮物の味加減は分からないもの。

そこで、まずこれだけ覚えておけば便利
という煮物の方程式をご紹介しましょう。

●鍋物(寄せ鍋、おでん)=だし20+しょう油1+みりん1
●あっさり煮物(筑前煮など)=だし10+しょう油1+みりん1
●丼物(カツ丼、親子丼)=だし4+しょう油1+みりん1
●しっかり煮物(肉じゃが)=酒1+しょう油1+みりん1
●甘さ弱め(手羽元煮)=酒1+みりん1+砂糖1+しょう油1
●甘さ強め(かぼちゃ煮)=酒1+砂糖1+しょう油1

これでもまだ複雑!という方。ならばこちらはいかが?
●こってり煮物(金目鯛の煮付けなど)=水3+酒3+砂糖1+しょうゆ1
●あっさり煮物(イワシの梅干煮など)=/水4+酒4+みりん1+うす口しょうゆ1

だしを入れたら、調味料を入れる順番は、さしすせそ。
さ=砂糖
し=塩
す=酢
せ=せいゆ(しょう油)
そ=味噌

さしすせそにはない酒、みりんは、砂糖の前に入れます。
なので、さ=酒・みりん、砂糖と覚えておくといいですね。

一度しょっぱくなったものを後から甘くはできないので、
甘味を先に入れるのが基本。

ですが私は、炒め煮やカレーなど炒めてから煮るものは、
先にさっと塩こしょうで下味をつけたりします。
前に細木数子さんがTVでカレーの作り方を披露した時、
「下味をつけた方が寝ぼけた味にならずにおいしい」
というようなことをおっしゃっていたので実践しているのですが、
確かに具材にしっかり味がついて私は好きです。

方程式はあくまで参考にして、
ぜひあなたの味を見つけてください。

福豆の力で悪霊退散!

鬼は外!福は内!
そう本日は豆まきの日、節分ですね。
でもどうして節分で豆をまくのでしょう?

2月3日の節分を境に、
暦の上では翌日から春とされます。
つまり季節を分けるから「節分」。

節分とは、1年を四季に分けた節目のことで、
正確には立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分とされ、
年4回あります。

中でも新しい年の始まりとされていた立春に対し、
その前日は年越しと考えられていて、新年にあたり
「この1年も健康で平和に過ごせますように」
という願いを込めた行事が今の節分となりました。
とかく季節の変わり目は
悪霊が集まりやすいと考えられていたのです。

豆をまくのは、大豆には
悪霊を退散させる穀物の霊力があると思われていた説、
豆をまく=農作業を意味し、
その年の豊作を願う意味が込められていた説、
健康であることを「まめ」と言った
語呂合わせという説などがあります。

節分には年の数だけ豆を食べる習慣があります。
これは、火を炒れて邪気を払った「福豆」を
年の数だけ体に入れることで、
1年健康に過ごせますようにと願う
意味があるのだとか。

炒った豆は香ばしく、ほんのり甘くてやさしい味。
畑の肉と呼ばれるほどタンパク質が豊富な豆は、
昔は大切なごちそうだったのではないでしょうか。
ちなみに、私の実家では殻つきピーナツをまいてました。
後で拾って食べられるからでしょう。

今では、子供が大きくなったからとか、
家族と離れて暮らしてるからなどで、
豆をまくご家庭も少なくなったかもしれませんが、
心の中での豆まきでも
「みんな元気でありますように」と
家族を想う気持ちに、福がやってくると思います。

福豆を使ったグルメ緑茶のレシピはこちら。

節分のお豆でほっこりグルメ緑茶

良い塩梅ってどれぐらい?

塩梅,あんばい

しおうめではありません。
「良いあんばいにできている」などと使う時の
「あんばい」ですね。

昔、食用酢がなかった頃、
塩で梅を漬けた時にできる梅酢を
調味料として使っていたため、
その味加減が良いものを
「塩梅」と呼ぶようになりました。

本来は「えんばい」と呼んでいたものが、
具合よく並べるという意味の「按排」と意味が
似ていることから、どちらも「あんばい」として
混同して使うようになったようです。

では、「良い塩梅」とはどんな加減なのでしょう?
料理なら、まず自分が
おいしいと思う味が基準になります。
でも、1人で食べるのならそれでいいですが、
相手がいるとそうはいきません。
まして、料理のプロであるシェフならなおさらです。

「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國シェフが言っています。
プロと言っても人間だから、
体調によって味覚に微妙な違いが出てくる。
そういう時、「今日は体調が悪いから、
自分がちょうどいいと感じるよりも
ちょっと塩を控えめにしよう」など、
自分の体調から逆算して味付けをコントロールする、と。

プロになると、味見をしなくても、
色艶、音や匂い、食感だけで
味と仕上がり具合がある程度分かるそうで、
極めるというのはそういうことだ
とおっしゃっています。

さじ加減ひとつで仕上がりが変わる
「塩梅」とは難しいものですが、
自分中心ではなく、
相手への配慮の中で量れるようになりたいものです。

40代にこそ効果的!?酒粕の力

お酒を作る杜氏さんの手肌は
スベスベできれいだと聞いたことがあります。
日本酒を作る米麹には
保湿・美白成分が含まれているそうで、
日本酒成分を含んだ化粧品もたくさん出ています。

でも厳冬期に水仕事をするのに、
本当はどうなんだろう?と思っていましたが、
先日、NHKの情報番組「あさイチ」で、
酒粕について特集をやっていました。

酒粕を摂取することで、
コラーゲンがアップするという内容。しかも、
体内でコラーゲンを作り出す力が減っている
40代にこそ発揮されるというものでした。

コラーゲンとは、私たちの体内で
皮膚や骨、腱などを構成するタンパク質のこと。
肌に良いとされ、一時「コラーゲンが豊富!」が
合言葉のようになっていました。

番組では、20代と40代女性の
肌のコラーゲン層を比較した写真を紹介。
厚みのある20代に比べ、
40代はぺちゃんこで悲しい状態に。

ところが、40代女性が
毎日100gの酒粕を食べ続けた結果、
コラーゲンが20%増えたというのです。

原因は、酒粕に含まれる
「α-EG(アルファイージー)」という成分。
これがコラーゲンを作る線維芽細胞に
直接働きかけるとのこと。

1日50gの摂取を2週間続けることで
効果が期待できると言っていました。
あさイチ/夢の3シェフNEO酒かす

さっそくこの日、酒粕を買い、
作り置きのおでんに投入。
白濁してシチューのような見た目になりましたが、
甘さとコクが増してそんなに悪くない味わい。
以来、毎日、汁物に酒粕を入れて飲んでいます。

コラーゲンが増えているかは分かりませんが、
何より体が温まり、胃腸の調子もいいように感じます。
どうやら酒粕分解ペプチドには
血流改善効果があるらしく、
それが作用しているのかもしれません。
月桂冠/酒粕を食べることで「体は温まる」か?) 

酒蔵さんの中には、熟成させた酒粕を
調味料としてラーメンやキムチにちょい足しして
使っているところがあるそうです。

すると、冒頭の杜氏さんの手がきれいという話も、
手肌から吸収されるというより、
酒粕を食べているからかもしれませんね。

まだまだ寒い日が続きますが、
身も心も(←美肌への期待で)温まる
酒粕をアレンジしてみてはいかがですか?

酒粕を使ったカンタンレシピはこちら。

黒豆と酒粕の大人な甘酒

平成の黒船グルメ上陸

サラベス、マグノリアベーカリー、BLTステーキ、
シェイク・シャック…これらはいったい何でしょう?
食通の方ならきっとご存知ですね。
そう、これは「黒船グルメ」と呼ばれるお店の一例です。

黒船グルメとは、近年海外から上陸してきた
新しいスイーツやグルメのこと。

私の記憶が正しければ、
2010年パンケーキブームの火付け役である
「Eggs’n Things」が原宿に、
2012年NYの朝食の女王「サラベス」が
エッグベネディクト(上記写真)をひっさげ
新宿ルミネにオープンした頃から
ザワつき始めたように思います。

本当はもっと早く
ブームが来るはずだったのかもしれませんが、
2011年は東日本大震災があり自粛ムードで
グルメどころではありませんでした。

それが、2012年5月に
東京スカイツリーがオープンのあたりから
「経済を活性化することが復興へつながる」と
イベントやレジャーが復活。

2013年には堰を切ったように、
「ギャレット・ポップコーン」、
チョコレートチャンクピザの「マックスブレナー」、
タピオカミルクティーの元祖「春水堂」などが
続々と初上陸。この頃から
「黒船スイーツ」という言葉が頻繁に使われ、
行列もひとつのイベント化していきました。

「海外から来たグルメなんてこれまでもあったのに
何を今さら」と思われるかもしれません。確かに、
以前も海外から上陸のグルメブームはありました。

バブルの頃の、ティラミス、ナタデココ、
トムヤムクン、イタめしなどがそうですね。
でも今の黒船グルメは、
これまでとちょっと違うように感じます。

それは、「サラベスのエッグベネディクト」、
「マグノリアベーカリーのカップケーキ」、
「ウフルギャング・ステーキハウスの熟成肉」
「チョコレートチャンクピザのマックスブレナー」と
「○○の△△」とお店と人気商品が
セットで記憶されているところです。

店名を知らなくても「△△の有名な店」と言えば
通じるのではないでしょうか。
言い換えれば、どこも専門店化していると言えます。

これだけおいしいものが溢れている時代、
あれもこれも取り揃えるより、
ピンポイントで強烈な目玉商品があるところを
メディアが取り上げ、消費者にも
記憶されやすくなっていると言えます。

2016年になると、
東急プラザ銀座にギリシャ料理専門店「アポロ」、
新宿NEWoManにシンガポール発の
アートスイーツ「ジャニス・ウォン」や
LA発の「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」などが
新商業施設オープンの目玉として初上陸。
また、フランスの高級冷凍食品スーパー「ピカール」が
青山へ出店などさらにマニアックになっている印象に。

これ以降は、黒船グルメが地方へ広がると同時に、
2020年オリンピックを視野に
今度は和食に趣を置いたグルメに
注目が集まっている印象を受けます。

いつの時代も、新しい食べ物が
世の中を楽しませてきました。
2018年はどんなグルメが登場するのでしょう。
アンテナを立てて注目したいと思います。

ご家庭で簡単に作れる
エッグベネディクトのレシピはこちら。

なんちゃってエッグベネディクト

見た目と心

これは我が家で1年に1度だけ使われる盃。
おそらく九谷焼でしょう。
七福神の絵柄がついています。

いつの頃からかは分かりませんが、
少なくても50年以上、大晦日の夜は
必ずこの盃で乾杯するのが習わしになっています。

不思議なもので、この盃で飲むお酒は
ことのほかおいしく感じられます。

その理由は、まず見た目。
おいしさは、舌で味わう味覚がわずか1%。
ほかは視覚約80%、聴覚約10%、触覚約2%、
嗅覚約3%と言われ、見た目が大半を占めます。

絢爛な九谷焼、しかもおめでたい絵柄というところで、
非日常感満載の特別な味に感じられるんですね。

前回、五色使いの盛り付けで
おいしさを演出という話を紹介しましたが、
器も大事な要因のひとつ。
器にこだわることで気分が挙がり、
味わいを更に演出できます。

また、この盃に関して言えば、今年も無事に
家族揃って年越しができるありがたさが加わって、
おいしさが倍増される気がします。

そう考えると、おいしさを感じる要因として
五感以外に、嬉しい、楽しい、ありがたいという
「心」が大きく関わっていると言えます。

実際、子供の味覚の幅を広げる方法として
❶たくさんの素材の味を経験させる
❷繰り返し味を学習させて嗜好を定着させる
という味の習得方法以外に
❸食事が楽しいと感じる環境を作る
の3点が挙げられています。

どんなに見た目や味が良くても
「早く食べなさい」とせっつかれたり、
お母さんがイライラしていたり、
ぽつんと一人で食べていたのでは
味気ない食事になってしまいます。

空腹を満たすためだけに「物を食べる」のと、
楽しく味わって「食事する」のは違います。

忙しい毎日、余裕を持って食事をするのは
なかなか難しいかもしれませんが、
せめて大晦日やお正月、誕生日など特別な日には、
見た目も美しく演出して、大切な人と一緒に
楽しい食事ができるといいですね。


5歳の甥っ子も、いっちょ前に一緒に乾杯(水です)。

お餅のα化とβ化

あけましておめでとうございます。
お正月といえばお餅。
お雑煮に入れたり、焼き餅にしたり、
おいしくてつい食べ過ぎたという方もいるのでは。

ところで、どうしてお餅は焼くと膨らむのでしょう?
それは、焼くとお餅の中のデンプンが
お餅の水分を吸収して柔らかくなり、
そこへ温められて水蒸気になり体積が増えた水分が
入り込んで風船のようにお餅を膨らませるから。

ちなみに、
お餅が柔らかくなる現象は「α化(糊化)」、
固くなる現象は「β化(老化)」
と呼ばれているそうです。

一度β化したお餅を焼いたり揚げたりしてα化すると、
そこからはもうβ化しなくなるそうで、
この原理を活かしたのがおかきやおせんべい。

また、α化した状態でお米を乾燥させ、
水を入れるとすぐ食べられるようにしたお米が、
保存食などで使われるα米です。

もうお餅は食べ飽きた~となったら、
α化とβ化を活かした簡単おやつ作りはいかが?

乾燥させて小さく砕いたお餅をレンジで加熱します。
膨れてきたら焦がさないところで取り出し、
熱いうちにおしょう油や塩をからめると、
アツアツ簡単おかきのできあがり。

砂糖を振ったり、
砂糖醤油にからめてもいいですね。
腹持ちのいいお餅は経済的なおやつです。
おまけにホームメイドだからヘルシー。
日持ちがいいのでたくさん作っておけば、
ちょっと小腹が空いた時に重宝しますよ。

(miki)

鼻を鍛えて味覚を磨く!

茶香炉

 

おいしさを感じるのは味覚だけじゃない!
前回の記事に引き続き、
味覚以外の感覚で、今回注目したいのが
“嗅覚” 鼻で感じるおいしさ、です。

どんなにおいしいお料理でも、
鼻をつまんで食べてみると…
あまりの味気無さに、驚きます。
(一度、試してみてください!)

個性の強いコーヒーでさえ、
鼻をつまんだまま飲んでみると
苦みのあるただのお湯、
という風にしか感じられないのです。

それほど、
“香りを感じる”ということは、
“おいしさ”になくてはならない
要素なのです。

しかし、
目や耳などの衰えや異常は
気が付きやすいのですが、
嗅覚や味覚の衰えや異常は
さほど緊急を要さないため、
見過ごされがちです。

風邪や花粉症で鼻が詰まり、
鼻が利かない状態を放置してしまうと
嗅覚障害にもなりかねません。

また、
人工的な香りのものを多用することで
嗅覚が鈍ることもあります。

そこで、人工の香りや芳香剤に頼らない
お部屋の消臭におすすめなのが、
“茶香炉”(ちゃこうろ)です。
(上の写真はライト付きの茶香炉です。)

一見、アロマポットのような茶香炉。
アロマポットと原理は同じで、
茶葉をお皿に乗せ、
下から加熱することで、
お茶の甘香ばしい香りが漂ってきます。

お茶には消臭効果もあるので、
やさしい香りでありながら、
お部屋の消臭もしてくれます。

自然の香りなので、
多くの方に好まれる香りです。

しかも、特別な茶葉を使う必要はなく、
安いものや古くなってしまった茶葉でも
全く問題ありません。

茶葉が焦げないよう気を付ければ、
アロマポットでも代用可能です。

鼻にやさしい生活を心掛けることで、
味わいを感じる力に磨きがかかりますよ。

本当のおいしさってどこで感じるの?

サラダを食べる,フートコ

“おいしさ”は舌だけで感じるもの?
いいえ、実は、舌(味覚)が感じる
おいしさというのは、五感の中でも
たった1%に過ぎないのです。
味覚以外の感覚で美味しさを感じる割合は
視覚:約80%
聴覚:約10%
触覚:約2%
嗅覚:約3%、だそうです。

“おいしい!” “おいしそう!”
私たちがそう感じているのは、
ほとんどが視覚や情報によるもの。

可愛らしかったり、彩り豊かだったり、
○○円の高級××、□□産の貴重な××、など
事前の情報や価格、見た目の部分に
おいしさを左右されているのです。

五感で感じるおいしさの偏りを自覚しつつ、
時には視覚や情報を抜きにして味わってみると、
味わい方の基準が変わってきます。

ブランドや価格などにとらわれない、
自分独自の好きな味わいを見つけながら、
味わいの幅をもっと広げていきましょう。

食べて脂肪を燃やせ!

高校生の時、「痩せよう」と決心し
1週間で5kg痩せたことがあります。

なぜ思い立ったかというと、
意中の男子のハートをゲットしたかったからです。
(浮ついた動機)

主に昼はリンゴ1個と牛乳のみ。
夜と朝はそれ+みそ汁…という
プチ断食みたいな食事を1週間続けました。

努力が実って彼氏はできましたが、
その後体調を崩した覚えがあります。

知識もお金も経験もない若い頃は、私のように
「食べなきゃ痩せる」という無謀なダイエットを
してしまいがちではないでしょうか。

でも決してそれが正しいとは思わないですよね。

理想的なのは、食べながら
新陳代謝を上げて体脂肪を燃やすこと。
生活の中で脂肪が適切に燃焼すれば、
肥満になることはありません。

私たちの体は、基礎代謝の2割を筋肉が、
3割を肝臓が占めているそうです。
つまりこれらが元気に機能していれば、
体脂肪は燃焼されるのです。

そして、筋肉や臓器を作るのに必要なのが
たんぱく質などの栄養素。

私のように食べないダイエットをすると、
確かに一時体脂肪は減りますが、
同時に筋肉も落ちてしまいます。

そして、以前の食生活を変えないまま
ダイエットをやめてまた体重が増えると、
体脂肪は元に戻っても、
一度落ちた筋肉はなかなか戻らないのだとか。

筋肉が痩せた分、体は細くは見えるけど、
体脂肪は標準以上という、
いわゆる隠れ肥満になってしまうんですね。

体脂肪を燃やすのに必要なたんぱく質は、
肉、魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれます。

肉を目の敵にして、お豆腐やヨーグルトだけで
たんぱく質を摂ろうとする人がいますが、
これだと他にも代謝に必要な
ビタミン、ミネラルが不足してしまうのだとか。

理想的なのは、ビタミン、ミネラルも豊富な
動物性たんぱく質をしっかり摂ること。
そして、摂りすぎると贅肉になる
糖類をなるべく控えることだそうです。

あの頃の自分に教えてあげたい。

 

お化けも頼る?

もういくつ寝るとお正月♪
お節料理を家族で囲んで団らんを
楽しみにしている方もいるのでは。

ところで昔からお正月などのお祝いの膳では、
柳の箸が使われたのをご存知ですか?

「柳ってお化けが出る木じゃないの?」
と思うかもしれませんが、
もともと柳の木は春一番に芽を出すことから
「家内喜」とも書かれるおめでたい木。

そして水辺に生えることから
水で清められた神聖な木とも言われています。

お化けが柳の木の下に佇むのも、
柳の神力で浮かばれようとしているから、という説も。

この神聖な柳の箸を
お正月の雑煮箸として使うことで、
家内安全を願うようになりました。

「両口箸」「俵箸」とも呼ばれるのは、
両方の先端が丸くなっているから。

これは、一方を神様が、もう一方を人が使って
お供えしたものを神様と一緒にいただく
「神人共食」をするためです。

皆さんもお正月には
柳箸を使って縁起をかついでみてはいかが。

来年は戌年。
我が社にも年男・年女がいます。
来年も皆さんにとって良い年になりますように!

5色を揃えておいしさを演出!

料理は、味、香り、食感、見た目、音と
五感で楽しむもの。SNSを意識する最近では、
特に見た目を気にするようになりました。

たとえSNSにアップしなくても、
美しい食べ物は食欲がわきますよね。

でもただカラフルにしたり、
鮮やかにすればいいという訳ではありません。
食べ物は何より「おいしそう」に
見えることが大事です。

和食の盛り付けの基本と言われているのが、
「青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)」
という色使い。この色が揃うと、
美しくおいしそうに映えるのだそうです。

確かに、青(緑)はみずみずしくフレッシュ、
黄や赤は温かそうで食欲増進、
白は清潔感や上質さを感じ、
黒はこれらの色を際立たせてくれます。
これは和食に限らず洋食にも言えること。

もし食材で色が揃わなければ、
赤や緑の色が入ったお皿を使う、
黒い柄のランチョンマットやお盆を敷く
などで工夫できます。

筆者もお弁当をせっせと作っていた頃は、
黒いお弁当箱にずいぶん助けられました。

ベースが黒いので、
白いご飯にちょっとフリカケやゴマ、
茶色のお惣菜、緑のレタスやブロッコリー、
赤いプチトマトが映えて
それなりにおいしそうに見えるんです。
まさに色のマジックですね。

かつて広告業界では、
青い色はおいしそうに見えないため、
料理や食品パッケージなどに使うのは
タブーとされてきました。

しかし最近では、青いカレーやラーメン、
パスタなどがいろいろ出てきています。

奇抜な話題性だけでなく、
本当においしそうに見える技法ができたら
食彩革命になるかもしれません。

小さじ少々、ひとつまみってどれぐらいの量?

お料理がまったくできない人たちに
簡単レシピを教えるTV番組で、
「塩少々」と言うと「それがもう分からない!」と
お料理ビギナーたちが嘆いていました。

お料理に慣れている人なら
「だいたいこれぐらいかな」と分かることも、
経験がない人にとっては未知の世界。
たとえお料理している人でも、
正確に分かっている人はあまりいないかもしれません。

小さじ少々とは、
小さじ(5cc・5ml)の1/4ぐらいの量のこと。

でも、重さは物質によって比重が違うため、
同じ小さじ1杯でも水や酒は5g、
しょう油、みりん、食塩は6g、
はちみつやジャムは7gと変わってきます。

塩少々とは、
親指と人差し指2本の先でつまむぐらいの量。
これも手の大きさで違いますが、
小さじだと1/16~1/8など諸説あります。

ひとつまみは、
親指、人差し指、中指の3本でつまむ量で、
小さじだと1/8~1/5ぐらいと、
少々よりは多くなります。

にんにく一片というのは小房の1個、
チューブやすりおろしの場合は5gぐらい。

生姜一片は、親指の第一関節ぐらいの長さ、
チューブやすりおろしの場合は約15gと、
にんにくとはだいぶ違うようです。

こういった量は
料理業界で決まっている規定ではなく、
あくまで一般的な定義。

一言で塩と言っても、種類によって
塩味の強さや旨味などそれぞれ違いますから、
一概にどれくらいの量とは
言い切れないのが正直なところ。

あくまでも目安ということで、
薄味で足りなければ少し足すという方法で
自分のベストの量を見つけてみてください。

燻製が保存食になるのはホルムアルデヒドのおかげ!?

冷たい北風が吹く季節、
落ち葉で焚火も風情があっていいものです。

でも焚火をすると、煙が目にしみて大変!
ということも。

これは木や草を燃やした煙の中に含まれる
ホルムアルデヒドやフェノールという成分のせい。

ホルムアルデヒドは
接着剤や塗料などの原料になりますが、
これらを使った建材の家で
めまいや頭痛などをもよおす症状を
シックハウス症候群と呼び、
今では使用制限されています。

フェノールも樹脂として
プラスチックや染料に使われますが、
いずれも人体に有害な物質。

でも逆に、これらが含まれる焚火の煙には
殺菌、防菌作用があることから、
この成分を活かしたのが
魚や肉を煙でいぶして作る燻製です。

燻製にすることで保存性が良くなり
風味も増すため、昔から
保存食作りなどに活用されてきました。

ホルムアルデヒドが含まれるなら
体に悪いんじゃないの?
と心配しなくても大丈夫。

煙に含まれる成分はごく微量なので、
通常食べる分ぐらいなら
人体に影響はないそうです。

ただ、犬や猫などは人間より体も小さく
化学物質に過剰に反応しますので、
与えない方が良いかもしれませんね。

醍醐味ってどんな味?

「それがこの仕事の醍醐味だ」など、
本当の味わいやおもしろさを表現する時に使われる
「醍醐味」という言葉。

もともとは仏教用語で、
最上・真実の教えという意味です。

醍醐というのは、お釈迦様が亡くなる時に残した
最高の教えとされる「大般涅槃経」に記されています。

「乳(にゅう)」を絞り、そこから「酪(らく)」、
「生蘇(しょうそ)」、「熟酥(じゅくそ)」、
「醍醐」と順を追って作っていき、
最後の醍醐が最上の美味ということから、
大般涅槃経も数々の経典を経て
最後に辿り着いた最上のものという例えで
「醍醐」が使われているのです。

つまり醍醐とは乳製品のこと。
どうやらヨーグルトとバターの間の
ようなものだったらしく、
平安時代の貴族たちにとって
超貴重な蛋白源であり贅沢品だったようです。

時間と労力をかけ、努力したところに
本当の魅力が生まれるという、まさに
味わい深い意味が込められていたんですね。

ちなみに醍醐のことを
サンスクリット語でサルピル・マンダと言い、
乳酸飲料の「カルピス」は
これが語源となっているそうです。

歯を磨いて、味覚も磨く!

歯磨き剤
起床後や食後、就寝前に
当たり前にしている歯磨き。

みなさんは普段、
どんな歯磨き剤を
お使いですか?

歯磨きをした直後、
何かを飲んだり食べたりすると、
本来の味がわからず、
『まずい~!』
という思いをしたことある方
多いと思います。

その原因は、
多くの歯磨き剤に含まれる
“ラウリル硫酸ナトリウム”

この成分が、
味蕾(口の中にある、味を感じる器官)に
影響を与えるからです。

“ラウリル硫酸ナトリウム”という成分は、
歯磨き剤の泡立ちを良くするために
含まれている成分ですが、
味覚に影響があるため、
私はこの成分が含まれていない
歯磨き剤を愛用しています。
(上の写真です。)

せっけんハミガキ
なんとも懐かしい雰囲気漂う、
やさしいパッケージ。
泡立ち感はありませんが、
ほんのりとした甘さと、
ペパーミント(天然)の爽やかさがあります。
なめらかなテクスチャーです。

歯磨撫子 重曹つるつるハミガキ
黄ばみの軽減が謳い文句の歯磨き剤。
こちらも泡立ち感はありませんが、
天然塩の塩味が特徴的で
歯ぐきにも良さそうです。
やや硬めのテクスチャーです。

歯磨き後の味覚の変化が気になる方は、
参考にしてみてくださいね。

男女の味覚に違いはあるの?

一般的に、女性は甘いもの好き、
男性は脂や塩気のものが好き、
と言われていますが、
実際のところはどうなのでしょう?

19世紀から、多くの学者の方々が
男女間の味覚の違いについて
研究しているようですが、
ほとんどの研究において、
男性より女性の方が味覚が鋭い
という結果が出ているようです。

職業的に見れば、プロのシェフなど、
ひとつのことをひたすら極める点においては
男性の方が優位な場合もあります。

しかし、
女性はホルモンバランスの変化や、
子供を産み、育て、家族の命を預かる
(=食事)などの役割があるため、
本能的に味覚や嗅覚などの感覚が
男性よりも発達しているのだそうです。

ですから、
頑張って作ったお料理の味付けなどで
旦那さまや彼から具体的な感想を
言ってもらえなくても、
あまり気にせず、
おおらかに構えていた方が
良いかもしれませんね。

食感と言葉の意外な関係!?

ふわふわパンケーキ
“もちっふわっ”なパンケーキ

ここ数年、“もちもち”、“ふわとろ”、
“もちふわ”、などの食感が人気ですが、
こんなにも食感にこだわるのは、
日本人特有かもしれません。

独立行政法人
食品総合研究所さんの調査によると、

日本の食感用語の数は445語
フランス語では227語
中国語では144語
英語においては、なんと、
たったの77語!だそうです。

日本人は元々、米食の国々の中でも
昔から粘り気のあるお米を好む民族。
もちもちとしたものだけでなく、
納豆やオクラ、山芋などのねばねば系も
大好物の私たち。
海も山もあり、四季がはっきりしている
環境だからこそ、豊富な食材に恵まれ、
言語にも反映しているのですね。

とはいえ、
“もちもち”、“ぷるぷる”などの言葉は、
2000年以降に登場した、
まだまだ新しい表現なのです。
やわらか食感がブームということもあり、
言葉は時代を映す鏡の一つと言えます。

これからも、
どんな新しい食感言葉が生まれるか楽しみです。

ちなみに、みなさんは食感を表す言葉と聞いて、
どのくらい思い浮かべることができますか?
一部ですが、下記に挙げてみます。

サクサク、パリパリ、コリコリ、カリカリ、
シャキシャキ、シャリシャリ、パサパサ、
プチプチ、ジューシー、ザクザク、ジュワー、
ヌメヌメ、ザラザラ、シュワシュワ、
ギトギト、ペラペラ、ポロポロ、ズルズル、
もっちり、ぷにぷに、ねばねば、ほくほく、
ぷりぷり、つるつる、ねっとり、しんなり、
まったり、こってり、ぬるぬる、とろとろ、
ふにゃふにゃ、ごりごり、しっとり、やわらか、
ぽそぽそ、ちゅるちゅる、ふにょふにょ、
もそもそ、ほっくり、もっさり、むっちり、
しょりしょり、へなへな、むちむち、こちこち、
くちゅくちゅ、くにゃくにゃ、ぐにゃぐにゃ、
ぬらぬら、ねとねと、じっとり、ぷわぷわ、
かちんかちん、ぷるんぷるん、がっしり、ぽてぽて

食事をよりおいしく表現するために、
このような表現を使ってみてはいかがでしょうか?

シズル感満載?!日本の食品パッケージ

ステーキ

普段、日本にいると気付きませんが、
日本で販売されている食品のパッケージには
思わず目を引く素材のみずみずしさや、
調理の臨場感を表す写真や言葉が
ふんだんに使われています。

広告業界では、
食品をおいしそうに表現することを
シズル、シズル感などと呼んでいます。
元々「シズル(sizzel)」という英語は、ステーキを焼く時の
ジュージューという
音のことを指す言葉です。

日本の食品パッケージは、写真やキャッチコピー、
擬音語へのこだわりがとても強く感じられます。

一方、海外の食品パッケージは、イラストが多く
おしゃれなデザイン、派手なカラーリング、
そして、日本では考えられないような
ユーモアなパッケージに遭遇することもあります。

もし何かの機会で海外に行くことがあれば、
スーパーマーケットをのぞいてみると
日本とは違う様々な発見があって面白いですよ。

お寿司を食べる順番

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お寿司屋さんのカウンターで、
こはだや玉子を最初に注文すると

“通”だ!という話を聞いたことがありますが
(そのお店の実力がわかる品だから、とのこと。)
回らないお寿司屋さん慣れしていない私は、
おまかせでお願いしてしまいます。(笑)

とはいえ、味覚を意識してみると、
食べる順番がおいしさを左右するのでは?
と、ふと思いました。

例えば、私がいろんな種類のお茶を
テイスティングする時は、

やさしい味わい(または香り)の
ものから順に味を確認します。

人の味覚はとても敏感なため、
先に味の濃いお茶を口にしてしまうと、

その味が口に残ってしまい、
後に飲むお茶の味が
わかりづらくなって
しまうからです。

そのようなことも踏まえて考えると、
お寿司の場合、

淡白な食材(白身魚、イカ、タコ、貝類等)

脂身の濃い食材(マグロ

ガリ、又はお茶で、一旦リセット

光りものの魚

ウニや穴子などのしっかり味のもの

巻き寿司

このような順番でいただくと、
それぞれの食材のおいしさを

堪能することができそうです。

実際に“おまかせ”でお願いした場合、
淡白なネタから順にお出しする
職人さんが多いようです。

ただ、お店によって味の違いもあるので、
私の場合、

玉子の味が思ったより甘かったりすると、
その後には
さっぱりとした
こはだ等を食べたくなります。

甘いたれの穴子の後には、
塩気のある納豆を食べるのが好きです。

(お寿司屋さんの納豆巻きは、
市販の納豆より甘味が少なく、

きりりとした塩味のものが多いので。)

てまり寿司

こんな風に、
自分なりのおいしい順番が見つかると、

お寿司の食べ方も
楽しくなるかもしれませんね。