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はまぐりは良縁の願い

fotoco,食育の六教科(社会),ひな祭り,はまぐり

ひな祭りの定番メニューと言えば、菱餅、ひなあられ、白酒…
というのは昔の話。今はちらし寿司や手まり寿司、菱餅のピンク、白、
緑の3色を使ったケーキやゼリーなどバラエティーに富んでいます。

とは言え、昔も今も変わらず食卓を彩ってくれるもの、
それは、はまぐりのお吸い物ではないでしょうか。
いつもはあまり見かけないのに、この時期になると急に
はまぐりが店頭に並び、高級感を醸し出したりします。
でも、なぜひな祭りに、はまぐりのお吸い物をいただくのでしょう?

それは、はまぐりは夫婦円満のシンボルだから。
はまぐりは、一度貝殻を外すと他の貝殻とは合わず、
自分の貝殻同士でないとぴったり合いません。
つまり一対の貝殻しか合うものがないため、
生涯添い遂げるたった1人と出会えるようにという、
娘の幸せを願う親心が込められたものだったのです。

かつてお姫様のお嫁入り道具として、
はまぐりで作った貝合わせを持たせたのも、
そんな意味があったんですね。

春の季語でもあるはまぐり。
一般的に旬は2~3月とされていますが、
本当のはまぐりの旬はもっと後だという説が。

もともと3月3日のひな祭りは旧暦の行事。
旧暦は新暦の1カ月~ 1カ月半先で、
旧暦の3 月3日は、2018年だと4月18日なのです。

はまぐりは産卵直前が一番身が太っておいしいとされ、
産地によって旬の時期も違ってきます。
「その手は桑名の焼きはまぐり」で有名な桑名は5月~8月、
茨城の鹿島灘はまぐりは6~7月、
千葉の九十九里は1~3月なのだとか。

もっとも、今は海外からの輸入品も多く一概にはなんとも言えませんが、
昔の人は本当においしい時期においしい旬を食べていたのでしょうね。

はまぐりの貝殻は強く、なかなか割れにくいという特徴があります。
強い子に育ってほしいという願いを込めて、
4月の入学・進学の時期にもはまぐりをいただき、
3月と食べ比べてみてはいかがでしょう。

福豆の力で悪霊退散!

鬼は外!福は内!
そう本日は豆まきの日、節分ですね。
でもどうして節分で豆をまくのでしょう?

2月3日の節分を境に、
暦の上では翌日から春とされます。
つまり季節を分けるから「節分」。

節分とは、1年を四季に分けた節目のことで、
正確には立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分とされ、
年4回あります。

中でも新しい年の始まりとされていた立春に対し、
その前日は年越しと考えられていて、新年にあたり
「この1年も健康で平和に過ごせますように」
という願いを込めた行事が今の節分となりました。
とかく季節の変わり目は
悪霊が集まりやすいと考えられていたのです。

豆をまくのは、大豆には
悪霊を退散させる穀物の霊力があると思われていた説、
豆をまく=農作業を意味し、
その年の豊作を願う意味が込められていた説、
健康であることを「まめ」と言った
語呂合わせという説などがあります。

節分には年の数だけ豆を食べる習慣があります。
これは、火を炒れて邪気を払った「福豆」を
年の数だけ体に入れることで、
1年健康に過ごせますようにと願う
意味があるのだとか。

炒った豆は香ばしく、ほんのり甘くてやさしい味。
畑の肉と呼ばれるほどタンパク質が豊富な豆は、
昔は大切なごちそうだったのではないでしょうか。
ちなみに、私の実家では殻つきピーナツをまいてました。
後で拾って食べられるからでしょう。

今では、子供が大きくなったからとか、
家族と離れて暮らしてるからなどで、
豆をまくご家庭も少なくなったかもしれませんが、
心の中での豆まきでも
「みんな元気でありますように」と
家族を想う気持ちに、福がやってくると思います。

福豆を使ったグルメ緑茶のレシピはこちら。

節分のお豆でほっこりグルメ緑茶

平成の黒船グルメ上陸

サラベス、マグノリアベーカリー、BLTステーキ、
シェイク・シャック…これらはいったい何でしょう?
食通の方ならきっとご存知ですね。
そう、これは「黒船グルメ」と呼ばれるお店の一例です。

黒船グルメとは、近年海外から上陸してきた
新しいスイーツやグルメのこと。

私の記憶が正しければ、
2010年パンケーキブームの火付け役である
「Eggs’n Things」が原宿に、
2012年NYの朝食の女王「サラベス」が
エッグベネディクト(上記写真)をひっさげ
新宿ルミネにオープンした頃から
ザワつき始めたように思います。

本当はもっと早く
ブームが来るはずだったのかもしれませんが、
2011年は東日本大震災があり自粛ムードで
グルメどころではありませんでした。

それが、2012年5月に
東京スカイツリーがオープンのあたりから
「経済を活性化することが復興へつながる」と
イベントやレジャーが復活。

2013年には堰を切ったように、
「ギャレット・ポップコーン」、
チョコレートチャンクピザの「マックスブレナー」、
タピオカミルクティーの元祖「春水堂」などが
続々と初上陸。この頃から
「黒船スイーツ」という言葉が頻繁に使われ、
行列もひとつのイベント化していきました。

「海外から来たグルメなんてこれまでもあったのに
何を今さら」と思われるかもしれません。確かに、
以前も海外から上陸のグルメブームはありました。

バブルの頃の、ティラミス、ナタデココ、
トムヤムクン、イタめしなどがそうですね。
でも今の黒船グルメは、
これまでとちょっと違うように感じます。

それは、「サラベスのエッグベネディクト」、
「マグノリアベーカリーのカップケーキ」、
「ウフルギャング・ステーキハウスの熟成肉」
「チョコレートチャンクピザのマックスブレナー」と
「○○の△△」とお店と人気商品が
セットで記憶されているところです。

店名を知らなくても「△△の有名な店」と言えば
通じるのではないでしょうか。
言い換えれば、どこも専門店化していると言えます。

これだけおいしいものが溢れている時代、
あれもこれも取り揃えるより、
ピンポイントで強烈な目玉商品があるところを
メディアが取り上げ、消費者にも
記憶されやすくなっていると言えます。

2016年になると、
東急プラザ銀座にギリシャ料理専門店「アポロ」、
新宿NEWoManにシンガポール発の
アートスイーツ「ジャニス・ウォン」や
LA発の「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」などが
新商業施設オープンの目玉として初上陸。
また、フランスの高級冷凍食品スーパー「ピカール」が
青山へ出店などさらにマニアックになっている印象に。

これ以降は、黒船グルメが地方へ広がると同時に、
2020年オリンピックを視野に
今度は和食に趣を置いたグルメに
注目が集まっている印象を受けます。

いつの時代も、新しい食べ物が
世の中を楽しませてきました。
2018年はどんなグルメが登場するのでしょう。
アンテナを立てて注目したいと思います。

ご家庭で簡単に作れる
エッグベネディクトのレシピはこちら。

なんちゃってエッグベネディクト

お化けも頼る?

もういくつ寝るとお正月♪
お節料理を家族で囲んで団らんを
楽しみにしている方もいるのでは。

ところで昔からお正月などのお祝いの膳では、
柳の箸が使われたのをご存知ですか?

「柳ってお化けが出る木じゃないの?」
と思うかもしれませんが、
もともと柳の木は春一番に芽を出すことから
「家内喜」とも書かれるおめでたい木。

そして水辺に生えることから
水で清められた神聖な木とも言われています。

お化けが柳の木の下に佇むのも、
柳の神力で浮かばれようとしているから、という説も。

この神聖な柳の箸を
お正月の雑煮箸として使うことで、
家内安全を願うようになりました。

「両口箸」「俵箸」とも呼ばれるのは、
両方の先端が丸くなっているから。

これは、一方を神様が、もう一方を人が使って
お供えしたものを神様と一緒にいただく
「神人共食」をするためです。

皆さんもお正月には
柳箸を使って縁起をかついでみてはいかが。

来年は戌年。
我が社にも年男・年女がいます。
来年も皆さんにとって良い年になりますように!

男女の味覚に違いはあるの?

一般的に、女性は甘いもの好き、
男性は脂や塩気のものが好き、
と言われていますが、
実際のところはどうなのでしょう?

19世紀から、多くの学者の方々が
男女間の味覚の違いについて
研究しているようですが、
ほとんどの研究において、
男性より女性の方が味覚が鋭い
という結果が出ているようです。

職業的に見れば、プロのシェフなど、
ひとつのことをひたすら極める点においては
男性の方が優位な場合もあります。

しかし、
女性はホルモンバランスの変化や、
子供を産み、育て、家族の命を預かる
(=食事)などの役割があるため、
本能的に味覚や嗅覚などの感覚が
男性よりも発達しているのだそうです。

ですから、
頑張って作ったお料理の味付けなどで
旦那さまや彼から具体的な感想を
言ってもらえなくても、
あまり気にせず、
おおらかに構えていた方が
良いかもしれませんね。

お寿司を食べる順番

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お寿司屋さんのカウンターで、
こはだや玉子を最初に注文すると

“通”だ!という話を聞いたことがありますが
(そのお店の実力がわかる品だから、とのこと。)
回らないお寿司屋さん慣れしていない私は、
おまかせでお願いしてしまいます。(笑)

とはいえ、味覚を意識してみると、
食べる順番がおいしさを左右するのでは?
と、ふと思いました。

例えば、私がいろんな種類のお茶を
テイスティングする時は、

やさしい味わい(または香り)の
ものから順に味を確認します。

人の味覚はとても敏感なため、
先に味の濃いお茶を口にしてしまうと、

その味が口に残ってしまい、
後に飲むお茶の味が
わかりづらくなって
しまうからです。

そのようなことも踏まえて考えると、
お寿司の場合、

淡白な食材(白身魚、イカ、タコ、貝類等)

脂身の濃い食材(マグロ

ガリ、又はお茶で、一旦リセット

光りものの魚

ウニや穴子などのしっかり味のもの

巻き寿司

このような順番でいただくと、
それぞれの食材のおいしさを

堪能することができそうです。

実際に“おまかせ”でお願いした場合、
淡白なネタから順にお出しする
職人さんが多いようです。

ただ、お店によって味の違いもあるので、
私の場合、

玉子の味が思ったより甘かったりすると、
その後には
さっぱりとした
こはだ等を食べたくなります。

甘いたれの穴子の後には、
塩気のある納豆を食べるのが好きです。

(お寿司屋さんの納豆巻きは、
市販の納豆より甘味が少なく、

きりりとした塩味のものが多いので。)

てまり寿司

こんな風に、
自分なりのおいしい順番が見つかると、

お寿司の食べ方も
楽しくなるかもしれませんね。