2017/12/5
葉菜(個性を味わう!)
新黒水菜/ヤサイノイトウ

正式名称は「新黒水菜(しんくろみずな)」。
水菜と言いながら小松菜です。

もともと水菜も小松菜も最初の系統は同じで、
突然品種や土地によって変わっていったそうです。

小松菜は本来、折れやすい野菜で、
スーパーで売っている小松菜は出荷しやすいように
茎や筋を強くするため
チンゲンサイなどを掛け合わせて品種改良されたもの。

一方、この新黒水菜は、日本農林社さんが
本来の小松菜の個性を残すように選抜固定したもので、
一般市場には流通しないため「本来の小松菜は、
自分で種から育てないと食べられません」
と謳っているとのこと。

ですのでヤサイノイトウさんの新黒水菜も折れやすく、
折れた外側の葉を取り除いて出荷しているそうです。

黒みがかった濃い緑の葉。
旨みが濃く、味がしっかりしているので、
おひたしでも十分味わえます。

生でも甘みがしっかり出ていて、特に茎が甘いため、
野菜ジュースにもオススメです。

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MIKI

2017/12/4
葉菜(個性を味わう!)
固定種とは

ご存知の通り、植物は、種を蒔いて、花が咲いて、
実がなって、また種が取れます。
そして1つの花から何百と取れる種たちは、
基本全部違う性質を持っています。

どういうことかと言うと、
大きさや形だけでなく、寒さ、暑さ、雨、風、
乾燥に強い、弱いといろんな性質を持つことで、
どんな環境でもどれかが成長して確実に次の世代へ
種を残そうとする力が植物にはあります。

つまり種は1粒ずつ全部個性が違うのです。

この個性を見ながら、
「このカブはもっと甘味を強くしてこんな形にしよう」
など、種を取る人が意思を持って選抜していくのが
「選抜固定種」と言われる野菜です。

他の種と交配しないように
離れた場所で栽培しなくてはなりません。

また、例えば1年目に100粒撒いた種から
個性の違う100個のカブができ、
この中で気に入った1本を選んで
その100粒の種を2年目に撒き、
また新たにできた100個のカブから
今度は理想に近いカブが10個できたので、
そこからまた種を取って3年目に撒き、
今度は理想に近いカブが20本できたので…と
(確立は何とも言えませんが)
この繰り返しで選抜していくため
とても手間と労力がかかります。
その分、個性的な野菜が生まれます。

昔はどこの農家さんもやっていました。
だから同じ野菜でも、作る農家さんによって
味も形も個性があったのです。

一方、いま一般的にスーパーに並んでいるのは
「F1種」と呼ばれる種から育った野菜たち。

大きな種苗会社が、味も見た目も、
どの病気に強いかも、同じに育つよう交配させて
大量生産、大量販売できるようにした
いわばクローンに近いもの。

全国均一に流通させることで、
ある時期足りない地域に
他の地域から補充できるメリットがある反面、
異常気象などでは全滅しやすい性質を持っています。

このような標準的な「F1種」が生まれたことで、
昔ながらの種取りをしているものを
「固定種」と呼ぶようになりました。

手がかかり、JAが扱ってくれないため、
これを育てる農家さんは激減。
いまでは貴重な野菜と言えます。

ヤサイノイトウさんでは、
無化学肥料、無化学農薬で、
この固定種に特化した野菜を育てています。


MIKI

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