食文化意識を高めよう活動!

味覚を磨こう!

味覚の現状と課題/若い人たちの味覚障害が増えている

「3割の子供が味覚を正しく認識できない」、そんなショッキングなデータを東京医科歯科大学の研究グループが発表したのは2014年。若い人の味覚障害が増加していると言われ、食生活の乱れや生活習慣病につながるおそれがあるとして懸念されています。味覚障害とは、味の感じ方が鈍くなる、本来と違う味に感じる、ある特定の味が分からない、何を食べても味が分からないなどの症状のこと。原因として、病気やストレス、薬の副作用、事故などがありますが、昨今の増加は、濃い味・刺激物の偏った食事、過剰なダイエット、ファストフードやインスタント食品に含まれる添加物の影響などといった日常の食生活に起因するところが大きいと言われています。また、障害まではいかなくても、市販の濃い味に慣れて味わいの繊細さが失われていたり、「おいしい=甘いもの、やわらかいもの」という捉え方が一般的になっていたりと、味覚のバランスが崩れています。

味覚を磨くメリット/味覚を磨くことで、心の健康、体の健康につがなる

そもそも味覚とは、苦味・渋みからは毒性を、酸味からは未成熟や腐敗を感じ、甘味、塩味、旨味からは体に必要な養分を感じ取る、生きていく上で必要な動物に備わった本能的な能力。味覚を高めることで、この能力が発揮されます。さらに味覚を磨くと、食品の鮮度や品質がよく分かるから素材の味をよく感じられ、より食事を楽しめます。素材を味わえるから塩や砂糖が少なくてもおいしく食べられ、健康につながります。食材や調味料などに関心が高まり、変わった食材や未経験の料理も積極的に食べることで好き嫌いが減ります。食事の色、香り、食感、食材、調理法などを意識して食べることでイメージ力が上がり、料理を再現するなどおもてなしの幅が広がります。これが心の健康、体の健康につながり、自分や周りの人の生活を豊かにしていくと考えます。

味覚の磨き方/食生活で失った味覚は食生活で取り戻せる

味は舌の表面にある味蕾(みらい)で感じます。味覚の発達は12才頃までと言われ、ピーク時には1万2000個ある味蕾が、成人するにつれて刺激物や喫煙などで摩耗し、成人男性で約7000個、高齢男性で約3000個。高齢者の1/3に味覚障害の傾向があるという調査結果もあるようです。では、一度失った味覚は取り戻せないのでしょうか?そんなことはありません。病気など重篤なケース以外は、意識的に食事をすることで回復させることが可能だそうです。方法として、偏らずにさまざまな食品を食べる、薄味にして素材を味わって食べる、硬いものを食べて唾液をよく出す、旨味を活かした食事を食べるなどが一般的に挙げられています。

3つの味覚磨き提案

味覚音感/味覚を磨くフレーム

「味覚音感」とは、最初の一口目から飲み込むまでの一連の動作の中で、食べ物の味、香り、食感、余韻の変化を音楽のように感じ取る、私たちが独自に開発した味の捉え方です。人の味覚は不安定なもので、体調や環境によっても変わります。ですので、おいしい、おいしくないではなく、まずどんな味かをしっかり感じることが第一。おいしさは、舌で味わう味覚がわずか1%。ほかは視覚約80%、聴覚約10%、触覚約2%、嗅覚約3%と言われていますが、このわずか1%の味覚を自覚することがまず大事で、この味わいを深めるには、味覚音感が最適だと考えます。味わいを深めることで、例えば同じ食べ物でも製造者が違うものを比較したり、人気のある商品や、知られていない商品の違いが分かったりします。また、食べ合わせやトッピングを試してみることで自分の味を見つけるなどの楽しみ方が広がります。私たちは、このような味覚音感の活用の仕方を提唱していきます。

CHALIFE/味覚を磨く緑茶ブレンド

味覚磨きに最適なツールが、ブレンド緑茶「ちゃらいふ緑茶」です。緑茶は微妙なもので、今の生活ではインパクトがないと思われるかもしれませんが、微妙な味わいだからこそ味覚が磨かれます。ちゃらいふ緑茶は、ハーブ、第三素材、ドライフルーツ、野草茶をブレンドしてそれぞれの個性の違いを楽しむもの。そして「食事をおいしくする緑茶」という発想で、ソースに合わせてブレンドし、食事の味わいを深めるもの。素材の微妙な味とソースとの相性を見極めてブレンドするので、大人にも子供にも、味覚を磨くすばらしい食材だと私たちは思っています。緑茶は食べ物をおいしくでき、さらに味覚を磨けるスーパー飲料だということを広めていきます。

超魅了!/味覚を磨く調味料ブレンド

素材や品質が良い食品は、それだけで十分おいしいもの。そして、肉、魚、野菜の素材を味わうには、焼く、煮る、蒸すといったシンプルな料理が一番。手の込んだ料理だと、料理をする人の腕前で味に差が出ますが、シンプルな料理なら誰がやってもそれほど差が出ません。ここで大事になるのが、タレやドレッシング、ソースなどの調味料です。素材を味わうのに、どの調味料が最適かを比べてみる。また、メーカーから与えられた味をそのまま受け入れるだけではなく、いろいろブレンドを工夫して自分や相手の好きな味を発見する。そうすることで、味覚が磨かれると考えます。これなら料理をしない人や子供でも、気軽に食事を楽しめます。

3つの味覚磨く活動

食品事業者への取り組み/味覚を磨く「味覚音感研修」

食品ビジネスは、新規獲得が見た目のパッケージ、リピートが味であり、どんなに見た目が良くても、継続して買い続けてもらうにはやはり本質の味が重要です。食に関わる人は、味覚がちゃんとしていないと味の設計、管理ができません。弊社では、ビジネスの基本が分かる「ビジネシング研修」と、品質管理の維持向上、既存製品の見直し改善、製品開発、商品開発に役立つ、社員の味覚を磨く「味覚音感研修」を行っています。時代の変化と共に、味にも流行があります。そんな中、既存製品の見直しや新商品の開発をするのは容易ではありません。また、パッケージのシズル感で消費者とコミュニケーションするだけでなく、本来の味で勝負し、ネットやイベントで味の共有を図るコミュニケーションなども必要になっています。この研修では、そういった内容も含めて食品に関わる社員のスキルアップを図ります。

子供への取り組み/味覚を磨く「こども味覚教室」

味を感じる舌の味蕾は、生後3カ月で1万2000個ほどのピークを迎えます。その後は味蕾細胞はそのままに、いろいろな味を受け入れるようになったり、拒絶が始まったりして、好きなものが定着するのが8~9才頃。味覚の発達は12才頃までと言われ、大人になると味を感じる味蕾は半減し、鍛えないと味覚はどんどん鈍くなります。近年、子供の味覚障害が増えているのは、偏食やばっかり食べなどの要因が挙げられます。本来は家庭で教えていくべき事でしょうが、一方で、子供の味覚を鍛える習い事があっても良いのではと考えます。そこで、味覚音感を元に「ちゃらいふ緑茶」や「超魅了」を使った子供向けのこども味覚教室なども開催していきたいと思います。

一般消費者への取り組み/味覚を磨く「味覚カルチャー」

味覚を鍛えることで、素材の味を楽しめるから塩や砂糖が少なくてもおいしく食べられたり、食材や調味料に興味を持つから好き嫌いが減ったり、調理方法などを意識して食べることでイメージ力が高まり、料理を再現できるからおもてなしの幅が広がるなど、食生活をより豊かに健康にすることにつながります。「ちゃらいふ緑茶」のブレンドや楽しみ方を教える「ちゃらいふサロン」などで、味覚カルチャーの場を増やしていきます。

味覚磨くパーソン

舌に目を!

弊社が提唱する「3つの味覚磨き提案」と「3つの味覚磨く活動」で、自分自身が実生活の中で味覚を磨きながら、素材を味わったり、味わい方を工夫したりする人が、味覚磨くパーソンです。
おいしさは、舌で味わう味覚がわずか1%。ほかは視覚約80%、聴覚約10%、触覚約2%、嗅覚約3%と言われていますが、この1%しかない味わいを深めることが、体の健康、心の健康を高めることにつながると考えます。視覚で感じるほど舌で味を感じられたらいいな!という思いを込め、舌に目がついたシンボルマークにしました。

味覚磨くプロジェクト