2017/12/17
トッピング系味覚音感(味覚音感な生活)
3社のマヨを味覚音感で比較!

3社マヨネーズ

一時、“マヨラー”という社会現象が起きたほど
中毒(?)者も多いマヨネーズ。
しかし、マヨネーズの違いについては、
あまり触れられていないように思います。

そこで今回は、3社のマヨネーズを
味覚音感で徹底比較してみます!

用意したのは
・味の素
・SSK
・キューピー
の3社のマヨネーズです。

【色・質感】
・味の素
白っぽい薄黄色
やや水分多め

・SSK
薄黄色
なめらか

・キューピー
オレンジがかった薄黄色
ややぽってり

3社のマヨネーズの
味覚音感フレームがこちら↓
(マヨネーズを口に含んでゆっくり味わい、
飲み込むまでの5~6秒の間に感じた
味と香りを表した図です。)

3社マヨネーズ,フートコ

=酸味、=甘味、=旨味、=脂味、=塩味
五線の上の灰色は風味を表しています。

・味の素
まず最初にはっきりとした酸味を感じ、
(尖った酸味ではなく深みのある酸味)
その後にほわっと、卵黄とお酢の香りが
広がります。
3社の中で一番酸味が特徴的ですが、
玄米酢と木樽熟成モルト酢の香りと思われる
独特のこっくりとした中音域の香りが印象的。
好き嫌いの分かれる香りかもしれませんが、
酸味が好きな方にはおすすめです。
(好き嫌いが分かれそう、ということは、
人によってはクセになる味と香りということです。)
他にも、白ぶどう酢を使用していたり、
3社の中で唯一レモン果汁を使用しているため
酸味がはっきりしているのかもしれません。
ただ、香りの部分では、ぶどう酢やレモンより
玄米&モルト酢の香りが前面に出ていると
感じました。

・SSK
先ほどの味の素のマヨネーズよりも、
さわやかでややフルーティーな酸味が
最初に感じられます。
りんご酢とモルト酢のブレンドですが、
りんご酢のさわやかさが前面に出ています。
そこに卵と油脂のやわらかな香りが被さり、
やさしい甘旨味と塩味とともに
余韻となって口の中に広がります。
強いインパクトはありませんが、
3社の中で一番味わいのバランスが良い印象。
飲み込んだ後にも続く旨味の余韻が、
もう一口食べたい!と思わせる味わいです。

・キューピー
マヨネーズの王道!なだけあって、
口に入れた瞬間のインパクト
(ファーストインパクト)が
3社の中で一番強いです。
はっきりとした酸味と
チーズのような強いコクと濃厚な香り。
ただし、3社の中で唯一、
糖類を使用していないせいか、
はっきりとした味でありながら、
味わいの輪郭(広がり)はシンプルです。
また、前述の2社と違い、
卵黄だけを使用しているため、
味に濃厚さが生まれ、
色合いも一番濃いのだと思います。
パンチのある味わいの後は、
余韻も後味も、すっ…と姿を消してしまう、
後残りの少ない味わいです。

初めて3社のマヨネーズを
じっくり味わってみましたが、
それぞれに特徴が違い、
とても面白かったです。

きっと、何気なく口にするだけでは
気づけない違いですが、
それぞれの味わいを生かした使い方を
これから追求していきたいと思います。


ASAMI

2017/12/6
トッピング系味覚音感(味覚音感な生活)
予想を華麗に裏切る、スペアリブ

スペアリブの香味焼き

先日、まさにヌーベルシノワと言える
お料理を堪能していた中で、
とても驚いた一品があったので、
味覚音感で表してみます。

※ヌーベルシノワ
=伝統的な中華料理よりも油脂の使用を減らし
 素材の持ち味を活かす日本料理やフランス料理の
 技法を取り入れた新感覚の中華料理

そのお料理は、
“スペアリブの香味焼き”
素敵な器に盛りつけられて運ばれてきました。

上から散りばめられた揚げ葱(油葱酥)と
ゴマのスパイシーでこうばしい味と香りが、
口に入れた瞬間、わっっと広がります。
脂っこくないスペアリブから、
噛んでいくごとに旨塩味が感じられます。
噛んでいる途中、突然、ふわっと香る、
パクチーとペパーミントの香り!!
予想もしなかったミントのさわやかさに
驚きつつも、こうばしさと相まって、
とてもおいしいのです!

一口を噛みしめていく後半では、
こってりとしたスペアリブの脂分を
やさしく上書きしていくように
ミントの清々しい味わいが口全体に広がり、
飲み込んだ瞬間には、
もう一口食べずにいられない衝動に
駆られてしまうのです。

実は私は、パクチーが得意ではないのですが、
こちらで使用しているパクチーは、
中国などでお目にかかるパクチーとは違い、
繊細で穏やかな味わいです。
この味の違いは、静岡産だからでしょうか?

シェフ…トッピングの使い方が
絶妙すぎます…。

以下、スペアリブの香味焼きの
味覚音感フレームです。

スペアリブの香味焼き

正直、私自身は脂身が苦手なので、
こちらのお料理を目の前にした時は
少ししか食べられないかなぁと
心配になりましたが、杞憂に終わりました。

口に入れた瞬間の油葱酥&ゴマの
ファーストインパクトにもやられましたが、
噛んでいくごとにこんなにも味わいが
変化していくとは…。

良い意味で、ものすごく予想を裏切られる
一品でした。
ご馳走さまでした。

ご協力:中國料理 克弥屋さん
静岡県静岡市葵区駿河町4-5


ASAMI

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