味覚音感ブログ (asami)
味覚を磨くと、食べることがもっと楽しくなります!
お茶大好きな私がお伝えする、味覚磨きで自分磨き!

食育の六教科

2017/12/20
理科(食の六教科教室)
鼻を鍛えて味覚を磨く!

茶香炉

 

おいしさを感じるのは味覚だけじゃない!
前回の記事に引き続き、
味覚以外の感覚で、今回注目したいのが
“嗅覚” 鼻で感じるおいしさ、です。

どんなにおいしいお料理でも、
鼻をつまんで食べてみると…
あまりの味気無さに、驚きます。
(一度、試してみてください!)

個性の強いコーヒーでさえ、
鼻をつまんだまま飲んでみると
苦みのあるただのお湯、
という風にしか感じられないのです。

それほど、
“香りを感じる”ということは、
“おいしさ”になくてはならない
要素なのです。

しかし、
目や耳などの衰えや異常は
気が付きやすいのですが、
嗅覚や味覚の衰えや異常は
さほど緊急を要さないため、
見過ごされがちです。

風邪や花粉症で鼻が詰まり、
鼻が利かない状態を放置してしまうと
嗅覚障害にもなりかねません。

また、
人工的な香りのものを多用することで
嗅覚が鈍ることもあります。

そこで、人工の香りや芳香剤に頼らない
お部屋の消臭におすすめなのが、
“茶香炉”(ちゃこうろ)です。
(上の写真はライト付きの茶香炉です。)

一見、アロマポットのような茶香炉。
アロマポットと原理は同じで、
茶葉をお皿に乗せ、
下から加熱することで、
お茶の甘香ばしい香りが漂ってきます。

お茶には消臭効果もあるので、
やさしい香りでありながら、
お部屋の消臭もしてくれます。

自然の香りなので、
多くの方に好まれる香りです。

しかも、特別な茶葉を使う必要はなく、
安いものや古くなってしまった茶葉でも
全く問題ありません。

茶葉が焦げないよう気を付ければ、
アロマポットでも代用可能です。

鼻にやさしい生活を心掛けることで、
味わいを感じる力に磨きがかかりますよ。


2017/12/16
美術(食の六教科教室)
本当のおいしさってどこで感じるの?

サラダを食べる,フートコ

“おいしさ”は舌だけで感じるもの?
いいえ、実は、舌(味覚)が感じる
おいしさというのは、五感の中でも
たった1%に過ぎないのです。
味覚以外の感覚で美味しさを感じる割合は
視覚:約80%
聴覚:約10%
触覚:約2%
嗅覚:約3%、だそうです。

“おいしい!” “おいしそう!”
私たちがそう感じているのは、
ほとんどが視覚や情報によるもの。

可愛らしかったり、彩り豊かだったり、
○○円の高級××、□□産の貴重な××、など
事前の情報や価格、見た目の部分に
おいしさを左右されているのです。

五感で感じるおいしさの偏りを自覚しつつ、
時には視覚や情報を抜きにして味わってみると、
味わい方の基準が変わってきます。

ブランドや価格などにとらわれない、
自分独自の好きな味わいを見つけながら、
味わいの幅をもっと広げていきましょう。


2017/12/6
理科(食の六教科教室)
歯を磨いて、味覚も磨く!

歯磨き剤
起床後や食後、就寝前に
当たり前にしている歯磨き。

みなさんは普段、
どんな歯磨き剤を
お使いですか?

歯磨きをした直後、
何かを飲んだり食べたりすると、
本来の味がわからず、
『まずい~!』
という思いをしたことある方
多いと思います。

その原因は、
多くの歯磨き剤に含まれる
“ラウリル硫酸ナトリウム”

この成分が、
味蕾(口の中にある、味を感じる器官)に
影響を与えるからです。

“ラウリル硫酸ナトリウム”という成分は、
歯磨き剤の泡立ちを良くするために
含まれている成分ですが、
味覚に影響があるため、
私はこの成分が含まれていない
歯磨き剤を愛用しています。
(上の写真です。)

せっけんハミガキ
なんとも懐かしい雰囲気漂う、
やさしいパッケージ。
泡立ち感はありませんが、
ほんのりとした甘さと、
ペパーミント(天然)の爽やかさがあります。
なめらかなテクスチャーです。

歯磨撫子 重曹つるつるハミガキ
黄ばみの軽減が謳い文句の歯磨き剤。
こちらも泡立ち感はありませんが、
天然塩の塩味が特徴的で
歯ぐきにも良さそうです。
やや硬めのテクスチャーです。

歯磨き後の味覚の変化が気になる方は、
参考にしてみてくださいね。


2017/12/6
社会(食の六教科教室)
男女の味覚に違いはあるの?

一般的に、女性は甘いもの好き、
男性は脂や塩気のものが好き、
と言われていますが、
実際のところはどうなのでしょう?

19世紀から、多くの学者の方々が
男女間の味覚の違いについて
研究しているようですが、
ほとんどの研究において、
男性より女性の方が味覚が鋭い
という結果が出ているようです。

職業的に見れば、プロのシェフなど、
ひとつのことをひたすら極める点においては
男性の方が優位な場合もあります。

しかし、
女性はホルモンバランスの変化や、
子供を産み、育て、家族の命を預かる
(=食事)などの役割があるため、
本能的に味覚や嗅覚などの感覚が
男性よりも発達しているのだそうです。

ですから、
頑張って作ったお料理の味付けなどで
旦那さまや彼から具体的な感想を
言ってもらえなくても、
あまり気にせず、
おおらかに構えていた方が
良いかもしれませんね。


2017/12/4
国語(食の六教科教室)
食感と言葉の意外な関係!?

ふわふわパンケーキ
“もちっふわっ”なパンケーキ

ここ数年、“もちもち”、“ふわとろ”、
“もちふわ”、などの食感が人気ですが、
こんなにも食感にこだわるのは、
日本人特有かもしれません。

独立行政法人
食品総合研究所さんの調査によると、

日本の食感用語の数は445語
フランス語では227語
中国語では144語
英語においては、なんと、
たったの77語!だそうです。

日本人は元々、米食の国々の中でも
昔から粘り気のあるお米を好む民族。
もちもちとしたものだけでなく、
納豆やオクラ、山芋などのねばねば系も
大好物の私たち。
海も山もあり、四季がはっきりしている
環境だからこそ、豊富な食材に恵まれ、
言語にも反映しているのですね。

とはいえ、
“もちもち”、“ぷるぷる”などの言葉は、
2000年以降に登場した、
まだまだ新しい表現なのです。
やわらか食感がブームということもあり、
言葉は時代を映す鏡の一つと言えます。

これからも、
どんな新しい食感言葉が生まれるか楽しみです。

ちなみに、みなさんは食感を表す言葉と聞いて、
どのくらい思い浮かべることができますか?
一部ですが、下記に挙げてみます。

サクサク、パリパリ、コリコリ、カリカリ、
シャキシャキ、シャリシャリ、パサパサ、
プチプチ、ジューシー、ザクザク、ジュワー、
ヌメヌメ、ザラザラ、シュワシュワ、
ギトギト、ペラペラ、ポロポロ、ズルズル、
もっちり、ぷにぷに、ねばねば、ほくほく、
ぷりぷり、つるつる、ねっとり、しんなり、
まったり、こってり、ぬるぬる、とろとろ、
ふにゃふにゃ、ごりごり、しっとり、やわらか、
ぽそぽそ、ちゅるちゅる、ふにょふにょ、
もそもそ、ほっくり、もっさり、むっちり、
しょりしょり、へなへな、むちむち、こちこち、
くちゅくちゅ、くにゃくにゃ、ぐにゃぐにゃ、
ぬらぬら、ねとねと、じっとり、ぷわぷわ、
かちんかちん、ぷるんぷるん、がっしり、ぽてぽて

食事をよりおいしく表現するために、
このような表現を使ってみてはいかがでしょうか?