2017/12/9
国語(食育の六教科)
醍醐味ってどんな味?

「それがこの仕事の醍醐味だ」など、
本当の味わいやおもしろさを表現する時に使われる
「醍醐味」という言葉。

もともとは仏教用語で、
最上・真実の教えという意味です。

醍醐というのは、お釈迦様が亡くなる時に残した
最高の教えとされる「大般涅槃経」に記されています。

「乳(にゅう)」を絞り、そこから「酪(らく)」、
「生蘇(しょうそ)」、「熟酥(じゅくそ)」、
「醍醐」と順を追って作っていき、
最後の醍醐が最上の美味ということから、
大般涅槃経も数々の経典を経て
最後に辿り着いた最上のものという例えで
「醍醐」が使われているのです。

つまり醍醐とは乳製品のこと。
どうやらヨーグルトとバターの間の
ようなものだったらしく、
平安時代の貴族たちにとって
超貴重な蛋白源であり贅沢品だったようです。

時間と労力をかけ、努力したところに
本当の魅力が生まれるという、まさに
味わい深い意味が込められていたんですね。

ちなみに醍醐のことを
サンスクリット語でサルピル・マンダと言い、
乳酸飲料の「カルピス」は
これが語源となっているそうです。


MIKI

2017/12/4
国語(食育の六教科)
食感と言葉の意外な関係!?

ふわふわパンケーキ
“もちっふわっ”なパンケーキ

ここ数年、“もちもち”、“ふわとろ”、
“もちふわ”、などの食感が人気ですが、
こんなにも食感にこだわるのは、
日本人特有かもしれません。

独立行政法人
食品総合研究所さんの調査によると、

日本の食感用語の数は445語
フランス語では227語
中国語では144語
英語においては、なんと、
たったの77語!だそうです。

日本人は元々、米食の国々の中でも
昔から粘り気のあるお米を好む民族。
もちもちとしたものだけでなく、
納豆やオクラ、山芋などのねばねば系も
大好物の私たち。
海も山もあり、四季がはっきりしている
環境だからこそ、豊富な食材に恵まれ、
言語にも反映しているのですね。

とはいえ、
“もちもち”、“ぷるぷる”などの言葉は、
2000年以降に登場した、
まだまだ新しい表現なのです。
やわらか食感がブームということもあり、
言葉は時代を映す鏡の一つと言えます。

これからも、
どんな新しい食感言葉が生まれるか楽しみです。

ちなみに、みなさんは食感を表す言葉と聞いて、
どのくらい思い浮かべることができますか?
一部ですが、下記に挙げてみます。

サクサク、パリパリ、コリコリ、カリカリ、
シャキシャキ、シャリシャリ、パサパサ、
プチプチ、ジューシー、ザクザク、ジュワー、
ヌメヌメ、ザラザラ、シュワシュワ、
ギトギト、ペラペラ、ポロポロ、ズルズル、
もっちり、ぷにぷに、ねばねば、ほくほく、
ぷりぷり、つるつる、ねっとり、しんなり、
まったり、こってり、ぬるぬる、とろとろ、
ふにゃふにゃ、ごりごり、しっとり、やわらか、
ぽそぽそ、ちゅるちゅる、ふにょふにょ、
もそもそ、ほっくり、もっさり、むっちり、
しょりしょり、へなへな、むちむち、こちこち、
くちゅくちゅ、くにゃくにゃ、ぐにゃぐにゃ、
ぬらぬら、ねとねと、じっとり、ぷわぷわ、
かちんかちん、ぷるんぷるん、がっしり、ぽてぽて

食事をよりおいしく表現するために、
このような表現を使ってみてはいかがでしょうか?


ASAMI

footer1
footer2
footer3