2017/12/9
算数(食育の六教科)
小さじ少々、ひとつまみってどれぐらいの量?

お料理がまったくできない人たちに
簡単レシピを教えるTV番組で、
「塩少々」と言うと「それがもう分からない!」と
お料理ビギナーたちが嘆いていました。

お料理に慣れている人なら
「だいたいこれぐらいかな」と分かることも、
経験がない人にとっては未知の世界。
たとえお料理している人でも、
正確に分かっている人はあまりいないかもしれません。

小さじ少々とは、
小さじ(5cc・5ml)の1/4ぐらいの量のこと。

でも、重さは物質によって比重が違うため、
同じ小さじ1杯でも水や酒は5g、
しょう油、みりん、食塩は6g、
はちみつやジャムは7gと変わってきます。

塩少々とは、
親指と人差し指2本の先でつまむぐらいの量。
これも手の大きさで違いますが、
小さじだと1/16~1/8など諸説あります。

ひとつまみは、
親指、人差し指、中指の3本でつまむ量で、
小さじだと1/8~1/5ぐらいと、
少々よりは多くなります。

にんにく一片というのは小房の1個、
チューブやすりおろしの場合は5gぐらい。

生姜一片は、親指の第一関節ぐらいの長さ、
チューブやすりおろしの場合は約15gと、
にんにくとはだいぶ違うようです。

こういった量は
料理業界で決まっている規定ではなく、
あくまで一般的な定義。

一言で塩と言っても、種類によって
塩味の強さや旨味などそれぞれ違いますから、
一概にどれくらいの量とは
言い切れないのが正直なところ。

あくまでも目安ということで、
薄味で足りなければ少し足すという方法で
自分のベストの量を見つけてみてください。


MIKI

2017/12/9
理科(食育の六教科)
燻製が保存食になるのはホルムアルデヒドのおかげ!?

冷たい北風が吹く季節、
落ち葉で焚火も風情があっていいものです。

でも焚火をすると、煙が目にしみて大変!
ということも。

これは木や草を燃やした煙の中に含まれる
ホルムアルデヒドやフェノールという成分のせい。

ホルムアルデヒドは
接着剤や塗料などの原料になりますが、
これらを使った建材の家で
めまいや頭痛などをもよおす症状を
シックハウス症候群と呼び、
今では使用制限されています。

フェノールも樹脂として
プラスチックや染料に使われますが、
いずれも人体に有害な物質。

でも逆に、これらが含まれる焚火の煙には
殺菌、防菌作用があることから、
この成分を活かしたのが
魚や肉を煙でいぶして作る燻製です。

燻製にすることで保存性が良くなり
風味も増すため、昔から
保存食作りなどに活用されてきました。

ホルムアルデヒドが含まれるなら
体に悪いんじゃないの?
と心配しなくても大丈夫。

煙に含まれる成分はごく微量なので、
通常食べる分ぐらいなら
人体に影響はないそうです。

ただ、犬や猫などは人間より体も小さく
化学物質に過剰に反応しますので、
与えない方が良いかもしれませんね。


MIKI

2017/12/9
国語(食育の六教科)
醍醐味ってどんな味?

「それがこの仕事の醍醐味だ」など、
本当の味わいやおもしろさを表現する時に使われる
「醍醐味」という言葉。

もともとは仏教用語で、
最上・真実の教えという意味です。

醍醐というのは、お釈迦様が亡くなる時に残した
最高の教えとされる「大般涅槃経」に記されています。

「乳(にゅう)」を絞り、そこから「酪(らく)」、
「生蘇(しょうそ)」、「熟酥(じゅくそ)」、
「醍醐」と順を追って作っていき、
最後の醍醐が最上の美味ということから、
大般涅槃経も数々の経典を経て
最後に辿り着いた最上のものという例えで
「醍醐」が使われているのです。

つまり醍醐とは乳製品のこと。
どうやらヨーグルトとバターの間の
ようなものだったらしく、
平安時代の貴族たちにとって
超貴重な蛋白源であり贅沢品だったようです。

時間と労力をかけ、努力したところに
本当の魅力が生まれるという、まさに
味わい深い意味が込められていたんですね。

ちなみに醍醐のことを
サンスクリット語でサルピル・マンダと言い、
乳酸飲料の「カルピス」は
これが語源となっているそうです。


MIKI

2017/12/4
国語(食育の六教科)
食感と言葉の意外な関係!?

ふわふわパンケーキ
“もちっふわっ”なパンケーキ

ここ数年、“もちもち”、“ふわとろ”、
“もちふわ”、などの食感が人気ですが、
こんなにも食感にこだわるのは、
日本人特有かもしれません。

独立行政法人
食品総合研究所さんの調査によると、

日本の食感用語の数は445語
フランス語では227語
中国語では144語
英語においては、なんと、
たったの77語!だそうです。

日本人は元々、米食の国々の中でも
昔から粘り気のあるお米を好む民族。
もちもちとしたものだけでなく、
納豆やオクラ、山芋などのねばねば系も
大好物の私たち。
海も山もあり、四季がはっきりしている
環境だからこそ、豊富な食材に恵まれ、
言語にも反映しているのですね。

とはいえ、
“もちもち”、“ぷるぷる”などの言葉は、
2000年以降に登場した、
まだまだ新しい表現なのです。
やわらか食感がブームということもあり、
言葉は時代を映す鏡の一つと言えます。

これからも、
どんな新しい食感言葉が生まれるか楽しみです。

ちなみに、みなさんは食感を表す言葉と聞いて、
どのくらい思い浮かべることができますか?
一部ですが、下記に挙げてみます。

サクサク、パリパリ、コリコリ、カリカリ、
シャキシャキ、シャリシャリ、パサパサ、
プチプチ、ジューシー、ザクザク、ジュワー、
ヌメヌメ、ザラザラ、シュワシュワ、
ギトギト、ペラペラ、ポロポロ、ズルズル、
もっちり、ぷにぷに、ねばねば、ほくほく、
ぷりぷり、つるつる、ねっとり、しんなり、
まったり、こってり、ぬるぬる、とろとろ、
ふにゃふにゃ、ごりごり、しっとり、やわらか、
ぽそぽそ、ちゅるちゅる、ふにょふにょ、
もそもそ、ほっくり、もっさり、むっちり、
しょりしょり、へなへな、むちむち、こちこち、
くちゅくちゅ、くにゃくにゃ、ぐにゃぐにゃ、
ぬらぬら、ねとねと、じっとり、ぷわぷわ、
かちんかちん、ぷるんぷるん、がっしり、ぽてぽて

食事をよりおいしく表現するために、
このような表現を使ってみてはいかがでしょうか?


ASAMI

2017/12/1
美術(食育の六教科)
シズル感満載?!日本の食品パッケージ

ステーキ

普段、日本にいると気付きませんが、
日本で販売されている食品のパッケージには
思わず目を引く素材のみずみずしさや、
調理の臨場感を表す写真や言葉が
ふんだんに使われています。

広告業界では、
食品をおいしそうに表現することを
シズル、シズル感などと呼んでいます。
元々「シズル(sizzel)」という英語は、ステーキを焼く時の
ジュージューという
音のことを指す言葉です。

日本の食品パッケージは、写真やキャッチコピー、
擬音語へのこだわりがとても強く感じられます。

一方、海外の食品パッケージは、イラストが多く
おしゃれなデザイン、派手なカラーリング、
そして、日本では考えられないような
ユーモアなパッケージに遭遇することもあります。

もし何かの機会で海外に行くことがあれば、
スーパーマーケットをのぞいてみると
日本とは違う様々な発見があって面白いですよ。


ASAMI

footer1
footer2
footer3