2017/12/9根菜(野菜を味わう!)みやま小かぶ/ヤサイノイトウ
昭和20年代に、
種苗の世界では有名な野口種苗研究所さんが、
金町(かなまち)系という
小かぶの系統から選抜固定で育成し、
当時、全国原種審査会で
農林大臣賞連続受賞を受賞した小かぶです。
皮も実も通常のかぶより柔らかく、それを知らずに
普通に炊いたら溶けちゃった!という人も。
その分、ポタージュなどに向いています。
通常のかぶと肉質が違い、甘くてジューシー。
生で食べると果物のようで、
サラダや浅漬けはもちろんですが、
そのままかぶりつきたくなります(かぶだけに)。
ちょっと採り遅れると実にスが入ったり、
周りが筋張って口に繊維質が残ってしまったり。
他のかぶより寒さにも弱く、
霜が降りると最初にやられてしまうため、
ここぞというタイミングを見計らって収穫するそうで、
まさに旬が命のかぶです。(miki)
「なにこれ?」とミイミイチビコンスキー
(通称みいちゃん)も興味津々