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あなたの味わいがもっと深まる!

キルフェボンのケーキを味覚音感♪

キルフェボン青山(メイポメロ)

先日、出張で東京に行った際に立ち寄ったキルフェボン。
期間限定のタルトをいただきました。

私が選んだのは、
〝静岡産メイポメロのタルト〟

メイポメロとは、はっさくと平戸文旦を掛け合わせた
ものだそうです。
心地よいほろ苦さと、ややさっくりとした食感が特徴。
メイポメロが主役のタルトなので、しっかりめの
タルト生地とカスタード入りのサワークリームは
メイポメロの引き立て役に徹している印象です。

一方、社長が頼んだのは、
〝朝顔型 極撰バナナのティラミス〟
この味設計が、とても面白い!!(写真右)↓

キルフェボン青山(チョコバナナタルト)

私は、食べ物を意識して味わう時に、頭の中に
五線譜が思い浮かびます。
渋味、苦味などは重めの味(低音域)、酸味、甘味などは
軽めの味(高音域)、などとして捉えます。

食べ物を口に入れてから、咀嚼して飲み込むまでの
一連の流れを、音楽のように感じて分析します。
この捉え方を、〝味覚音感〟と名付け、味覚を磨く
教材として使えるよう、整えている最中です。

♪♪♪ここから味覚音感♪♪♪

このティラミスのタルトの場合、
口に入れた瞬間、ファーストインパクトとして、
やや重ためでしっかりとしたコーヒーの香り(表面の
コーヒーパウダー)が、ふわっ!と飛び込んできます。
次に、滑らかで軽やかなマスカルポーネクリームと
コーヒークリームの甘さを感じ、そこにもっちりとした
でも爽やかな風味のバナナの食感が顔を出します。
バナナ美味しいー♪と思って咀嚼していると、
サクサク…ザク…サク…ザク?
香ばしいナッツのような風味のタルト生地の味わいが
追いかけて来て、所々に固まったシュガーのような
面白い食感を感じます。
食べ進めると、ケーキに散りばめられたコーヒー豆型の
チョコに遭遇し、楽しませてくれます。

一般的なティラミスは、クリーム重視でスポンジも
コーヒーリキュール(シロップ)に浸されているため、
食感の変化はあまりありません。

一方、このバナナティラミスは、咀嚼するごとに
食感や香り、味わいがどんどん変化していく、
とても面白い味設計でした!
先ほどのメイポメロのタルトと違って、これ!という
主役がない分、複雑な設計で楽しませてくれます。
♪♪♪

何気なく食べてももちろん美味しいけれど、
作った方の意図を探りながら楽しんで味わうと、
新たな発見があるかも!?

勝手な妄想(今はまだ)ですが、こういう素敵なカフェの
メニューの中に、緑茶が当たり前に入る日が来ると
いいなぁと思い、日々、挑戦しています。

アルフォートを味覚音感♪

アルフォート

ロングセラーを味覚音感♪

日本では、コンビニでもスーパーでも、
美味しいお菓子がたくさん売られています。
季節ごとや期間限定商品など、
そのバリエーションにも驚かされます。

日本にいると
あまり感じられないかもしれませんが、
海外へ行くと、日本のお菓子の美味しさを
改めて実感します。

そこで今日は、
お手頃価格で入手できるにも関わらず、
ロングセラーの“ブルボン アルフォート”を
味覚音感してみたいと思います。

味覚音感とは?

普段何気なく食べていると気づきませんが、
ひと噛みひと噛み、じっくり味わってみると、
愛され理由が発見できます。

 

※下図が、アルフォートの味覚音感フレームです。

味覚音感フレーム(アルフォート)

アルフォートの愛され理由(私なりの解釈です)

ビスケットに全粒粉を使用しているため、
こうばしい香りがふわぁ~っと広がります。

しかし、全粒粉は粒が荒いため、
ボソボソなりがちなのが欠点ですが、
そこをカバーしているのが、
粘度の高いチョコレート!

一般的なチョコレートと比べると、
アルフォートのチョコレートは
ねっとり感が強く感じられます。

そのため、チョコレートが
ビスケットに絡まりながら
ゆっくり溶けていくので、
全粒粉のボソボソ感が
全く気にならないのです!
すごい!

チョコレートとビスケットの
相乗効果によって
口の中の滞在時間が長く、
一口サイズでありながら、
満足感が大きいのです。

また、
日本のお菓子に多い傾向ですが、
ほんの少しの塩味を加えることで
甘さが引き立ち、味に奥行きが
生まれるのです。

お手頃価格のお菓子でも
こんなに考えられていたなんて…。
きっと、まだまだ発見できていない
おいしさもあるかもしれません。

ご馳走さまでした。