「普通に楽しんでるよ」と言うかもしれません。私たちもそう思っていました。
でも、本当に味わって食べているでしょうか?
忙しい中、無意識に飲み込んでいませんか?
そう言われると、そんなにじっくり味わっていない気もしませんか。
口に入れてから飲み込むまで、意識して食べ物を味わってみると、味の変化、香り、食感など、小さな発見があります。
味コミュニケーションとは、味わいをより意識することで得られる味との対話のことで、それには3つあると思います。
1つ目は、自分と食品
じっくり味わうことで、これまで気づかなかった食品の個性や味わいを発見すること。
2つ目は、自分と自分
その味わいを自分はどう受け取っているかを知り、自分のほんとうの好みを発見すること。
3つ目は、自分と相手
家族や友人などの好みを知り、味について会話を楽しんだり、喜んでもらうようにおもてなしをすること。
そんな味コミュニケーションができると、小さな発見がいくつもあったりして、いつもの食事が新鮮になり、ちょっぴり得をした気持ちになります。
1日3食×365日×80年だとしたら、一生で食べる食事は87,600回。
もう少し長生きするとして約9万回あります。大切な食事を、味コミュニケーションでさらに豊かに楽しく味わってみませんか!というのが私たちの提案です。
生活の中で、楽しんで味覚を磨こう
今、若者の味覚障害が増えていると言われています。
市販の濃い味に慣れてしまったり、
同じものばかり食べる「ばっかり食べ」や
孤食での「ながら食べ」、
過剰なダイエットなど……さまざまな要因が考えられ、
生活習慣病につながるおそれがあるとして懸念されています。
でも、味コミュニケーションでじっくり味わってみると味覚力が高まっていく実感ができます。
味覚力が高まると、
食品の鮮度や品質がよく分かり微妙な素材の旨みを感じられ、より食事を楽しめます。
味覚力が高まると、
素材を味わえるから塩や砂糖が少なくてもおいしく食べられたり、自分の体質に合わない食品が分かってくるなど健康につながります。
味覚力が高まると、
食への関心が高まり、変わった食材や未経験の料理も積極的に食べることで好き嫌いが減るようです。
また、
料理の色、香り、食感、食材、調理法などを意識して食べると、
イメージ力が上がり、おもてなしの幅などが広がりますし、なにより感性や情緒が高まると思います。
景色が奇麗だなぁ、と思ってみると胸がすっとしませんか?
春になったら、あ~桜が咲いて良い日だなぁ、と言った感じと同じだと思います。
生活のゆとりとは、
こういう習慣を身につけることから生まれるのではないでしょうか。
そしてこれが心の健康、体の健康につながり、自分や周りの人の生活をより豊かにしていくと思います。
では、どうしたら楽しく、味覚磨きができるのか?
私たちは考えました。そしてこんな方法を発見しました。
味覚を磨き自分を磨くメソッドを紹介します
5つのステージで構成されています。
下の図をご覧ください。
❸の「アレンジを楽しもう」の2つの場
味覚磨きの中心になるのが、この2つの場です。
超魅了!友の会とちゃらいふ向上研究会です。
既存の食品を使い、ブレンドしたりトッピングすることで、自分らしいおいしさを発見しようという提案です。
これなら料理をしない人でも、お子さんでもできます。
まずは、調味料アレンジで味覚力を高める
■超魅了!友の会
私たちの生活の中には個性的な調味料がいっぱいです。
メーカーから与えられた味そのものを受け入れるのではなく、ブレンドしてみると?新しい味わいが発見できます。
そんな実験やプチ情報など調味料の魅力や味わい方を楽しみ、教え合う場です。
それから、緑茶ブレンドで味覚力を高める
■ちゃらいふ向上研究会
緑茶はハーブとのブレンドで食べ物をおいしくし、味覚も鍛えられるスーパー飲料。
「食事をおいしくする緑茶ブレンド」をコンセプトに、さまざまな人がブレンドしたハーブ緑茶レシピを楽しむ場です。
❷の「味わいを深めよう」の6つの場
良いものは、素材だけで十分おいしいもの。
それには焼く、煮る、蒸すなどシンプルな調理が一番。
そんな素材を味わうために、
「超魅了!友の会」や「ちゃらいふ向上研究会」を活用した
楽しみ方を提案し合う6つの場です。
■マイボトル生活推進会
豊かな水分補給を楽しみましょう、がテーマ。
職場や学校で食べるお弁当やおやつに合わせて、大事な会議がある時用に、体調に合わせてなど、オススメのマイボトル用ハーブ緑茶の楽しみ方を提案し合う場です。
■We ♥ GIBIER普及プロジェクト
ジビエの魅力を知ろう、味わいましょう、がテーマ。
鹿を中心に、ジビエについての豆知識、日本人の口に合うメニュー、いろいろな食べ方実験、ジビエ料理に合うちゃらいふ緑茶の楽しみ方などを提案し合う場です。
■ポークライフ豚肉会議
豚肉の魅力を再発見しよう、がテーマ。
日本の養豚研究の第一人者である豚博士と一緒に、豚肉の良さを学び、いろいろな食べ方、味わい方を試して、ポークライフの楽しみ方を提案し合う場です。
■海鮮食べ食べ研究会
魚の価値を見直そう、がテーマ。
生で、煮て、焼いて、蒸して!こんな食べ方あったの?というようなシーフードの楽しみ方や豆知識、オリジナルソースやシーフードに合うハーブ緑茶の楽しみ方などを提案し合う場です。
■野菜を味わうの会
いろんな野菜を楽しもう、がテーマ。
私たちの周りには、何百種類もの個性豊かな野菜がいっぱい。
最近では、若い農家さんが新品種や固定種の育成にチャレンジしていたりします。
そんな農家さんたちが丹精込めて育てた野菜たちの個性や味わい方、楽しみ方などを提案し合う場です。
■LOVE FOOD発展会
おかゆ、おじや、お茶漬けのポジションを上げよう、がテーマ。
実は体や心が弱った時にやさしい、おかゆ、おじや、お茶漬けはラブフード。
おいしくいただくための具やソースのアレンジ、豆知識や楽しみ方などを提案し合う場です。
いろいろなアレンジや楽しみ方が分かってきたら、あなたも一緒に参加しませんか?
❶で「コミュニティに参加しよう」の4つの場
みんなで記事やレシピを投稿しよう!
みんなでモニターキャンペーンに参加し意見を言い合おう!
中小企業さまには、自分の商品をもとに消費者とコミュニケーションしよう!
という場です。
■FOTOCO仲間
「味覚を磨き、自分を磨く!」というFOTOCOのコンセプトに共感し、ブログ提供やモニターなど活動に参加してくれている仲間たちです。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
■FOTOCOレシピ
FOTOCO仲間たちがおいしい、食べて欲しいと思ったレシピをご紹介。ちょっと変わったアレンジレシピも?どんどん増えていきます。お楽しみに。
■FOTOCOマーケット
アレンジしやすい商品を中小企業と一緒に創り、それを消費者と一緒に育てていくFOTOCOマーケット。
サプライズフードの紹介や販売などを行います。
企業さま、ぜひご参加ください。
■FOTOCOキャンペーン
FOTOCOマーケットで紹介するサプライズフードのプレゼントやモニター募集、イベントなどを展開。
企業さまの情報をどんどん送ります。
もっと食について深めたくなったら
❹の「食の意識を高めよう」の3つの場
知ることで食に関心を持つ、もっと興味がわく。
そうなってもらえたらいいなとお届けする、食や味覚に関わる周辺情報を紹介し合う場です。
少しずつ情報を増やします。
■食の六教科教室
「食」って、いったいどう捉えたら良いんだろう?
そんな素朴なギモンから、食に関わる情報を、国語、算数、理科、社会、体育、美術の六教科の視点で捉えてみました。
良いネタを持っている方、教えてください。
■味覚育学校
知っているようでよく知らない味覚の世界。
世の中には味覚についてどんな情報があるのかな?
子供の味覚、健康の味覚、ダイエットの味覚、味覚力という視点から情報提供します。
詳しい方、いろいろ教えてください。
■私の味覚ラボ
好き嫌いは人それぞれ。人の数だけ味覚があります。
そんな個人的独断と多少の偏見もありで、FOTOCO仲間が自分の味覚を紹介していきます。
自分の食べ方、味わい方を誰かに伝えたい方、ご協力ください。
❺の「味覚情緒を高めよう」が肝になります
味覚音感マエストロである石司麻美が、もっと味覚について知りたい、楽しみ方を深めたいという方のために「味覚音感」という特殊な技法で味覚についてご紹介します。
味は目に見えず捉えにくいもの。
それを音のように捉えて絵にすることで、味への情緒が高まり、他者とのコミュニケーションもしやすくなります。
「味覚を磨き、自分を磨く!」のベースとなる場です。
■味覚音感生活クラブ
味が見える?より味覚を楽しむことを目的に、味を音楽のように捉え表現します。
いろいろな食べ物でやっていきます。お楽しみに。


