味覚音感ブログ (asami)
味覚を磨くと、食べることがもっと楽しくなります!
お茶大好きな私がお伝えする、味覚磨きで自分磨き!

味覚音感な生活

2018/5/21
味覚音感な生活(食べ物系味覚音感)
キルフェボンのケーキを味覚音感♪

キルフェボン青山(メイポメロ)

先日、出張で東京に行った際に立ち寄ったキルフェボン。
期間限定のタルトをいただきました。

私が選んだのは、
〝静岡産メイポメロのタルト〟

メイポメロとは、はっさくと平戸文旦を掛け合わせた
ものだそうです。
心地よいほろ苦さと、ややさっくりとした食感が特徴。
メイポメロが主役のタルトなので、しっかりめの
タルト生地とカスタード入りのサワークリームは
メイポメロの引き立て役に徹している印象です。

一方、社長が頼んだのは、
〝朝顔型 極撰バナナのティラミス〟
この味設計が、とても面白い!!(写真右)↓

キルフェボン青山(チョコバナナタルト)

私は、食べ物を意識して味わう時に、頭の中に
五線譜が思い浮かびます。
渋味、苦味などは重めの味(低音域)、酸味、甘味などは
軽めの味(高音域)、などとして捉えます。

食べ物を口に入れてから、咀嚼して飲み込むまでの
一連の流れを、音楽のように感じて分析します。
この捉え方を、〝味覚音感〟と名付け、味覚を磨く
教材として使えるよう、整えている最中です。

♪♪♪ここから味覚音感♪♪♪

このティラミスのタルトの場合、
口に入れた瞬間、ファーストインパクトとして、
やや重ためでしっかりとしたコーヒーの香り(表面の
コーヒーパウダー)が、ふわっ!と飛び込んできます。
次に、滑らかで軽やかなマスカルポーネクリームと
コーヒークリームの甘さを感じ、そこにもっちりとした
でも爽やかな風味のバナナの食感が顔を出します。
バナナ美味しいー♪と思って咀嚼していると、
サクサク…ザク…サク…ザク?
香ばしいナッツのような風味のタルト生地の味わいが
追いかけて来て、所々に固まったシュガーのような
面白い食感を感じます。
食べ進めると、ケーキに散りばめられたコーヒー豆型の
チョコに遭遇し、楽しませてくれます。

一般的なティラミスは、クリーム重視でスポンジも
コーヒーリキュール(シロップ)に浸されているため、
食感の変化はあまりありません。

一方、このバナナティラミスは、咀嚼するごとに
食感や香り、味わいがどんどん変化していく、
とても面白い味設計でした!
先ほどのメイポメロのタルトと違って、これ!という
主役がない分、複雑な設計で楽しませてくれます。
♪♪♪

何気なく食べてももちろん美味しいけれど、
作った方の意図を探りながら楽しんで味わうと、
新たな発見があるかも!?

勝手な妄想(今はまだ)ですが、こういう素敵なカフェの
メニューの中に、緑茶が当たり前に入る日が来ると
いいなぁと思い、日々、挑戦しています。


2017/12/17
トッピング系味覚音感(味覚音感な生活)
3社のマヨを味覚音感で比較!

3社マヨネーズ

一時、“マヨラー”という社会現象が起きたほど
中毒(?)者も多いマヨネーズ。
しかし、マヨネーズの違いについては、
あまり触れられていないように思います。

そこで今回は、3社のマヨネーズを
味覚音感で徹底比較してみます!

用意したのは
・味の素
・SSK
・キューピー
の3社のマヨネーズです。

【色・質感】
・味の素
白っぽい薄黄色
やや水分多め

・SSK
薄黄色
なめらか

・キューピー
オレンジがかった薄黄色
ややぽってり

3社のマヨネーズの
味覚音感フレームがこちら↓
(マヨネーズを口に含んでゆっくり味わい、
飲み込むまでの5~6秒の間に感じた
味と香りを表した図です。)

3社マヨネーズ,フートコ

=酸味、=甘味、=旨味、=脂味、=塩味
五線の上の灰色は風味を表しています。

・味の素
まず最初にはっきりとした酸味を感じ、
(尖った酸味ではなく深みのある酸味)
その後にほわっと、卵黄とお酢の香りが
広がります。
3社の中で一番酸味が特徴的ですが、
玄米酢と木樽熟成モルト酢の香りと思われる
独特のこっくりとした中音域の香りが印象的。
好き嫌いの分かれる香りかもしれませんが、
酸味が好きな方にはおすすめです。
(好き嫌いが分かれそう、ということは、
人によってはクセになる味と香りということです。)
他にも、白ぶどう酢を使用していたり、
3社の中で唯一レモン果汁を使用しているため
酸味がはっきりしているのかもしれません。
ただ、香りの部分では、ぶどう酢やレモンより
玄米&モルト酢の香りが前面に出ていると
感じました。

・SSK
先ほどの味の素のマヨネーズよりも、
さわやかでややフルーティーな酸味が
最初に感じられます。
りんご酢とモルト酢のブレンドですが、
りんご酢のさわやかさが前面に出ています。
そこに卵と油脂のやわらかな香りが被さり、
やさしい甘旨味と塩味とともに
余韻となって口の中に広がります。
強いインパクトはありませんが、
3社の中で一番味わいのバランスが良い印象。
飲み込んだ後にも続く旨味の余韻が、
もう一口食べたい!と思わせる味わいです。

・キューピー
マヨネーズの王道!なだけあって、
口に入れた瞬間のインパクト
(ファーストインパクト)が
3社の中で一番強いです。
はっきりとした酸味と
チーズのような強いコクと濃厚な香り。
ただし、3社の中で唯一、
糖類を使用していないせいか、
はっきりとした味でありながら、
味わいの輪郭(広がり)はシンプルです。
また、前述の2社と違い、
卵黄だけを使用しているため、
味に濃厚さが生まれ、
色合いも一番濃いのだと思います。
パンチのある味わいの後は、
余韻も後味も、すっ…と姿を消してしまう、
後残りの少ない味わいです。

初めて3社のマヨネーズを
じっくり味わってみましたが、
それぞれに特徴が違い、
とても面白かったです。

きっと、何気なく口にするだけでは
気づけない違いですが、
それぞれの味わいを生かした使い方を
これから追求していきたいと思います。


2017/12/6
飲み物系味覚音感(味覚音感な生活)
チョコクッキーに合う緑茶

チョコクッキーとお茶

先日、味覚音感でご紹介した
アルフォート。
今日は、
チョコクッキーに合わせた
カジュアル緑茶
ブレンドしてみました。

濃厚でミルキーなアルフォート。
その味わいをすっきり切り替えつつ
アルフォートのおいしさを
より引き立てるブレンドを目指します。

アルフォートのチョコレートは
甘さがしっかりしているので、
その甘さをすっきりさせる
深蒸し茶をベースに選びました。

ハーブは、柑橘系の
レモングラスとオレンジピール、
全体の味わいをまろやかにする
ホワイトマルベリーの
ドライフルーツを加えます。

↓こちらが、
アルフォートを味わった後に
カジュアル緑茶を飲んだ時の
味覚音感フレームです。
アルフォートとカジュアル緑茶
アルフォートを味わった後に
このカジュアル緑茶を飲んでみると…
甘さで満たされた口の中を
さわやかでややほろ苦いカジュアル緑茶が
柑橘系の味と香りへ切り替えます。
この味の切り替えにより、
もう一度アルフォート食べた時に
その味わいが新鮮に感じられ、
おいしく味わうことができるのです。

《アルフォートに合うカジュアル緑茶 レシピ》

FOTOCO CHALIFE 深蒸し茶(50%)

レモングラス(20%)

ホワイトマルベリー(20%)

オレンジピール(10%)

ちゃらいふ緑茶のおいしい淹れ方

 


2017/11/18
味覚音感な生活(食べ物系味覚音感)
アルフォートを味覚音感♪

アルフォート

ロングセラーを味覚音感♪

日本では、コンビニでもスーパーでも、
美味しいお菓子がたくさん売られています。
季節ごとや期間限定商品など、
そのバリエーションにも驚かされます。

日本にいると
あまり感じられないかもしれませんが、
海外へ行くと、日本のお菓子の美味しさを
改めて実感します。

そこで今日は、
お手頃価格で入手できるにも関わらず、
ロングセラーの“ブルボン アルフォート”を
味覚音感してみたいと思います。

味覚音感とは?

普段何気なく食べていると気づきませんが、
ひと噛みひと噛み、じっくり味わってみると、
愛され理由が発見できます。

 

※下図が、アルフォートの味覚音感フレームです。

味覚音感フレーム(アルフォート)

アルフォートの愛され理由(私なりの解釈です)

ビスケットに全粒粉を使用しているため、
こうばしい香りがふわぁ~っと広がります。

しかし、全粒粉は粒が荒いため、
ボソボソなりがちなのが欠点ですが、
そこをカバーしているのが、
粘度の高いチョコレート!

一般的なチョコレートと比べると、
アルフォートのチョコレートは
ねっとり感が強く感じられます。

そのため、チョコレートが
ビスケットに絡まりながら
ゆっくり溶けていくので、
全粒粉のボソボソ感が
全く気にならないのです!
すごい!

チョコレートとビスケットの
相乗効果によって
口の中の滞在時間が長く、
一口サイズでありながら、
満足感が大きいのです。

また、
日本のお菓子に多い傾向ですが、
ほんの少しの塩味を加えることで
甘さが引き立ち、味に奥行きが
生まれるのです。

お手頃価格のお菓子でも
こんなに考えられていたなんて…。
きっと、まだまだ発見できていない
おいしさもあるかもしれません。

ご馳走さまでした。